延原時行歌集「命輝く」(第1084回)(11月16日の「相楽園の菊花展」最終回)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1084回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(186−4)
歌の心の歌、生きの姿の歌、深謝無尽の歌、麺麭の香りの歌、往きてこその歌、本の先の歌、心豊か成るの歌、折々の歌漫才、パンの境地の歌、復活の解の歌、この朝感動覚醒の歌、次巻の歌、下巻の歌、今の香りの歌、汝が人生の歌、ひそとの歌、少年の日の歌、信子華やぎの歌、今咲くの歌,笑み増し秘義の歌、主の問ひの歌、ぽつりぽつりとの歌、幸せ上梓の歌、妻偉業の歌、静々との歌、嬉しくもの歌、友ありての歌、痒み退きしの歌、木漏れ日フォトの歌。(2014年10月21〜31日)

    10月24日
            パンの境地の歌八首

   我がぞや心豊かに成る言ふはげにも楽しき境地なりけり

   この境地妻作るパン詠ひしや香り立ち込め恵まれにけり

   我これをパンの境地と以後言はん元妻のもの我承け継ぐや

   ひょっとしてパンの境地は此度のぞ本作りにぞ込められたるも

   さもあらば此度の本は我妻が我を世に出す手立てならむか
   (備考:ちゃうか、ノーちゃん。ばれたか、父さん)

   ノーちゃんを世に出さんとて励みしやげにも我こそ世に出されんと

   本作る父さんやって言ひしがぞ妻の心ぞかくやあるとは
   (備考:びっくりしたなあ、もう、ノーちゃん。えへへ)

   これやこそパンの境地の真骨頂その香りこそげにも馥郁

            復活の解の歌十二首

   1.飛翔

   此度の書出でて神学本道をずずんと往くや我が身我が時

   復活ぞ根本教義この道を往かずしてはて何やあるらむ

   思へばや絶後笑み増し往く妻の主と示せるや省察の解

   復活の省察の解何なるか思ひ出なべて天父奉献   (備考:これ我妻延原信子の根本信条なりき)

   人生は御国入りして思ひ出を天父奉献成すや復活
   人死すも思ひ出奉献ある故に飛翔の笑みや天父へ永久に

   2.飛翔の後

   笑まずして死するだけ待つ人や思ひ出作り奉献やなし
   然らばやいずかたへとぞ往くやなし思ひ出なくば着の身着の儘
   人なるは思ひ出文化築きてぞ土産両手に天父まみへん
   墓なるは人の飛翔の跡にして天父仰ぎて奉献祝す
   (備考:墓に人住まず、飛翔の跡なれば。それ祝す場なり)

   飛翔成し人の往く方天父さま主の命ありて「我が羊飼へ」   (備考:かくて地上帰還あるなり)

   かくてぞや死後生の人住むところ愛する人の胸の内なり



       ♯               ♯



全国各地、雪・雪・雪のようですが、今朝の神戸は寒中、すっきりと晴れ渡っています。

昨夜は、今年初めて、少しの間、書斎の部屋に暖房をいれてみましたが、まだまだ、暖房なしでもいけそうです。高層の11階ということもあって、夏の冷房もほとんど無用ですので、ずいぶんと安上がりで、助かっています。今朝も、ひざかけですませて、デスクに向かっています。

ところで、歌に添える今朝の写真は、昨日のぶらり散歩でのいい作品が取れませんでしたので、未掲載の「11月16日の相楽園の菊花展」の最終回といたします。