延原時行歌集「命輝く」(第1077回)(ぶらり散歩「ご近所の市営住宅の中庭」)
延原時行歌集「命輝く」(第1077回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−9)言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日)
10月18日
短歌神学の歌十首
神学や短歌に盛りて綴り行く喜びこそは得も言はれぬよ
神学や西欧渡来学にしてそれだけ国に根づくや遅し
歌こそは心彫るわざ日ノ本の根の学問ややまと思索ぞ
神学がやまと思索に根づくまで東西対話まこと未だし
此度のぞ拙著上梓や嬉しけれ「復活省察」やまと思索ぞ
昨日やジュンク堂にて見惚れたり「妻と歌う」や笑み綻びつ
意表つく短歌神学溢るるも読む人方の心底まで
それほどよ笑み増し本や華やぎを放ち一隅照らしおりたり
越後来て著者冥利にぞ尽くるなり願はくは学絆なせやと
ここにまで至り着くまで考古堂ご尽力ほど如何ばかりぞや
嬉しきはの歌一首
嬉しきはConviviality本年明けて出づるべしとぞ聴きしこの朝(備考:2012年母校クレアモントにての国際学会"On Conviviality"[宗教共生学をめぐって]の報告書、来夏上梓とDr. Roland Faberよりメールあり。嬉しも)
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歌に添える今日の写真は、昨日のぶらり散歩で撮った「ご近所の市営住宅の中庭」です。
この市営住宅は、私たちの住宅と同じく、かつて大規模の不良住宅の密集地域だったときに「住宅地区改良法」にもとづいて、総合的な地区改良事業を進める中、当該地域に収まりきれない住民を、やむなく近隣の地域に建設用地を確保して「地区外建設」をおこなって完成した高層の公営住宅のひとつです。
児童館や集会所もあり、建設してからすでに30年近く経過していますが、住棟の自治もよくできていて、気持ちの良い住環境が保たれています。
ここは「ぶらり散歩」のコースのひとつですが、いまここも庭の木々の紅葉が綺麗です。花たちとともにUPして置きます。