延原時行歌集「命輝く」(第1076回)(昨日の夕焼けとぶらり散歩)
延原時行歌集「命輝く」(第1076回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−8)
言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日)
10月18日
何故の歌十二首
長きにぞ亘てこそぞ復活の使信忘却されたるは何故
ひとえにやヨハネ伝のぞ誤訳をば信じて日々をうち過ごしけり(備考:ヨハネ福音書21章15節聖書協会訳:「彼らが食事をすませると、イエスはシモン・ペテロに言われた。『ヨハネの子シモンよ、あなたはこの人たちが愛する以上に、わたしを愛するか』」。同新共同訳:「食事が終ると、イエスはシモン・ペトロに、『ヨハネの子シモン、この人たち以上にわたしを愛しているか』と言われた」)
これがぞや日ノ本基教全体の公的態度なりしは何ぞ
復活を主に対するの弟子の愛競争主義の今生とせり
そもそもぞ「我愛するか」御声をぞ復活の主の問ひとせざりし
今生の命そのまま続くとや思ひ過ごしし上の論議よ
そこにはぞ根本的の変化がぞ一切無きは何たる事態
基教をば愛の宗教したる上さて愛とはぞ何と考ふ
愛とはぞ「これら物より」「我」をぞや選び往く事主宣へり(備考:私訳:「ヨハネの子シモンよ、あなたはこれらの物(注。ペテロの旧来の生業漁師の仕事に関わる一切の物、網や船、延ひては宇宙の諸多性)よりも《わたし》(注。宇宙の中心)を愛するか」)
誠にや愛とは今生主義を去り岸辺の主とぞ生くることなり
(備考:ホ氏の言へる如:"We perish and are immortal.” [PR, 351, 82]の”and”と共に「滅して不滅」を生くる事なり)
我妻の絶後笑み増し告ぐるものこの一事にぞ誠ありける
この一事驚愕のぞや驚愕ぞ我妻笑みて示し往く哉
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今朝も澄み切った青空、暖かな朝です。日中は小春日和、紅葉もフィナーレ、早くも来週12月4日から「神戸ルミナリエ」が始まります。あれから20年ですね。
昨日も新しい特別養護老人ホームの建設に向けた大事な会議があってでかけておりました。年明けには建設着工・起工式へと進みます。
歌に添える今日の写真は、昨日のベランダからのぞむ「夕焼け」と午後の散歩の数枚を収めます。
夕焼けと三日月と・・・。写真にはうまく見えませんが・・・。