延原時行歌集「命輝く」(第1075回)(中庭の紅葉など)

              

        延原時行歌集「命輝く」(第1075回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−7)言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日

    10月18日
            妹背人生の歌十二首

   汝言ひし父さんとこに帰ったら何とか成るわかくて成りたり
(備考:2010年12月1日県立新発田病院にて手術台の上にて書く考へしとぞ述懐常なりき)

   三年余闘看病や言ふものの箴言精進一心なりき
(備考:新潟県立リウマチセンター=2011年2月4日〜6月13日=にては「父さん、カンファレンスしよ」、豊浦病院=2011年6月13日〜10月5日=にては「あの歌やろ」と言ひつなり)

   汝が人生闘病中のテロスはぞ思ひ出天父奉献一途
   その内に一歩は一歩天来の癒し在りたりげに摂理哉

   やがてぞや最高の幸めぐり来て我に謝し妻突如笑み往く
   かかる生見事としかや我言へず滅して不滅主と共に在り
   父さんよ何やあのねえノーちゃんね父さん好きやそうかおおきに

   ふと我らかかる会話を交しつつ誠恵まれ日々過ごしきぬ

   此度の書時来たりてぞ今生のいのち省み復活や告ぐ

   人生は今生のみに非ざるよ天地協働死後生ぞ往く   (備考:なあ、ノーちゃん。うれし、父さん)

   死後生に妻主の命を頂きぬ[わが羊飼へ」料や拙著ぞ(備考:「料」元々親鸞用ひ給ひし一語なり。「法性法身の料」阿弥陀如来の如し)

   そやからな命は経済超へとるな此度の本や二人三脚(備考:なあ、ノーちゃん。ほんまや、父さん、すごい事やなあ。経済超ゆるとは、今生超へて二人して著書出だす文化事業のことなり)


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快晴の朝、掃除・洗濯すべて終えて、楽しみの朝の修行――ブログアップーーにとりかかっています。

昨日はおよそ一年ぶりに友からの電話を貰い、少々長電話をいたしました。

同輩の彼は、私と違って生来頭脳明晰・体力剛健の同郷の友ですが、昨年あたりから急に歩行が困難になるなど体調を崩していました。お電話によれば、その後も治療をつづけながら、囲碁友達や友にも恵まれて、元気で一人暮らしのいまを楽しんでいる様子、積り話をたっぷりと聴かせてもらいました。

彼によれば、この年齢になってきて、毎年の賀状もそろそろやめようとおもっているとも・・・。そういわれるとこの時節、これまで賀状を頂いていた方々から「喪中につき・・・」というお葉書が次々と届いています。

いよいよ年の瀬も近くなり、例年のごとくなにやら年末の会議や集い、忘年会などが続いてバタバタしてきますが、そろそろ住所録も整理して新しい年の賀状の準備をしておかねばなりません。


歌に添える今日の写真は、私たちの住宅の木々の紅葉と落ち葉、雑草、近くの木々を収めます。


まずは住宅の玄関から中庭を見下ろして・・・

中庭に降りて見ました・・・