延原時行歌集「命輝く」(第1073回)(住宅の「さんさん花壇」の植え替え準備)

              

         延原時行歌集「命輝く」(第1073回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−5)言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日

    10月15日
            今朝の思ひの歌十首

   ネイマール鳥のやうにぞ四度舞うゴール撃つとか殺気立つより
(備考:昨夜のサッカー国際親善試合=於シンガポール=日本×ブラジル戦「0対4」にてなり。優れたるスポーツ選手の特質はself-enjoyment[己を楽しむ]なり。この動きは日本がブラジル陣にアプローチせる際カウンター発生の挙ありたる時が舞台なるごとし。やおらネイマールの独演始む。決して所謂「強烈シュート」に非ず。流し込むなり。頭合せるなり)

   一晩中滅して不滅我妻の在る雰囲気や香しきかな

   颱風で三木の墓参に行けずとも妻我と共講演行ず(備考:なあ、ノーちゃん。そやで、父さん。10月11日の第36回日本ホワイトヘッド・プロセス学会桃山大会における我が講演「〈世界への愛〉とプロセス哲学ーーホワイトヘッドの冒険ないし復活形而上学をめぐって」の成功や我妻なくしてはあり得ざるものなりき)

   昨晩や教団出版編者氏の本の礼状嬉しかりけり(備考:前著の「装丁:熊谷博人」を此度の書の「裏表紙のカット」に転載御許可頂きしこと感謝して一本謹呈せしなり。その礼状あり)

   復活に二形有ることかくてこそ祝ひたること認知されたり
(備考:井関頌司氏に編集いただきし前著『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』[東京・日本キリスト教団出版局、2011年]と此度の拙著『復活の省察ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』[新潟・考古堂書店、2014年]により、「ラザロの復活」(我妻の奇跡的治癒)と「岸辺に立つ主基督と共なる復活」(我妻絶後の笑み増し)の二形態なり)

   桃山の懇親会に先達や乾杯掲げ感動せりと
(備考:桃山学院前大学長村田晴夫先生=日本ホワイトヘッド・プロセス学会前会長=我が講演に感動せりと述べ給ふに、我感動せり。1981年秋客員なりしベルギーのルーヴァン大学にて先生お迎えし上司のヤン・ヴァン・デア・ヴェーケン教授と共に歓談せし事懐かしき思ひ出なり。一時帰国せる時武蔵大学村手研究室にてプロセス講義請はれしは、嬉しかりけり。2008年2月恩師ジョン・カブ教授チェアー創設のクレアモント学術大会にては、村田会長の親書届けたるは名誉なりき。数々の思ひ出胸に、此度のお言葉有難く拝聴せり)

   友ありて本の謝辞をばTELありき我が歌佳しとお褒め与る
(備考:元敬和高校教員、キリスト教独立学園前校長鈴木孝二先生よりなり。復活信仰のこと情熱的に話し合ひたり)

   友ありて講演稿を論集に求めらるるもげに有難し
(備考:桃山学院大学キリスト教論集」次号にと谷口照三教授よりなり)

   我妻よ大活躍の汝が時代正に来にけり笑み時代げに
   汝はしも見ゆる形に非ざるも凛と実在岸辺の主共   (備考:ノーちゃん、ちゃうか。そやねん、父さん)



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今朝は久しぶりの雨模様で、掃除のときだけ窓を開け広げたものの、雨風が強く、閉め切ってしまいました。今日も明日も、恵みの雨のようです。

昨日は「小春日和」をこえて「小夏(こなつ)日和」という聞きなれない言葉も耳にしました。朝から住宅の「さんさん花壇」で汗を流し、一枚・二枚と脱ぎ捨てて、シャツいちで、土づくりのお遊びに興じました。

今年はなぜか沢山のメジロたちが寄ってきて、多彩な声色を聴かせて、愉しませてくれます。

むかし小学生の頃に、友だちとよく近くの山に出かけ、鳥かごに入れたメジロをおとりにして、もちの仕掛けを作っては、メジロ獲りをして、次々とメジロを増やし、そのお世話が大変だったころの、あれこれを想い起しながら、メジロたちの多彩な鳴き声を、愉しませてもらいました。

おかげで仕事もはかどりました。

歌に添える本日の写真は、昨日のこの「さんさん花壇」のものを収めて置きます。