延原時行歌集「命輝く」(第1072回)(神戸長田の山の手の教会「神戸丸山教会」)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1072回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−4)
言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日

    10月13日
           人生くるはの歌五首
            (上越新幹線にて)

   人と言ふ存在がぞや生くるのは今生のみに非ざるやこそ

   そのことや信子笑みほど明らめしこと又となし宇宙真実
   ノーちゃんが仕合せやなあぽつり言ふ和やかな風(ふう)得もや言はれず
   時と言ふものは静かに味合ひて往くものぞかしいかで急ぐや
   その内に時の底ぞや破れ来て父子ひらけやひらけくる哉 

    10月14日
           昨日と今朝の歌六

   昨日は三木に墓参を望みしも颱風襲来豊中発てり   (備考:学会の後一泊いと有難し)

   三時過ぎ新潟に着きジュンク堂一隅照らす二著機嫌見る(備考:『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』『復活の省察・妻と歌う――生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』郷土コーナーにて十冊ずつ笑みおりたり、嬉しや)

   貯めたるや歌メルマガに記し終へ深夜風呂にぞ浸かりしは佳し

   朝からぞ鱈寄せ鍋を作りたりどれ又宛名書きつ過ごすか
   (備考:補給食十分なれば)

   この秋の英文三稿案や成る一つ一つを先ず愛づるべし
(備考:①神共に在すの存在論的証明を英論文に;②ホワイトヘッド風神学を英論文に;③「〈世界への愛〉とプロセス哲学ーーホワイトヘッドの冒険ないし復活形而上学をめぐって」を英論文に。アイデア愛づること誠に肝要なり。愛づるうちに執筆意欲充満するなり。このうち二本は来年6月の第十回国際ホワイトヘッド学会=於クレアモント=のためなり)

   背広をばクリーニングに出してぞやオルタレーション頼むも佳しと   (備考:イオン・クリーニング店甚だ佳し)


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歌に添える最初の写真は、今年住宅に実ったかりんふたつ、これで今年も美味のかりん酒が産まれます。

ところで昨日日曜日の朝は、9時スタートの「神戸マラソン」があり、私たちの住宅の前が第一休憩所(第1回の時は給水所でもありました)でもあり、朝早くからボランティアスタッフの打ち合わせがあり、沿道に出て応援をする人で溢れました。

今回ははじめてお隣の西市民病院前の陸橋の上で、第一走者にカメラを向けました。


交通規制のある中、第一走者が走り抜けた後すぐ、この日はバスに乗って長田区の山の手にある「神戸丸山教会」での日曜礼拝に・・・・。

御縁があって、ここ10年ほど毎年このころに礼拝説教のご奉仕をさせていただいていて、教会の皆さんとも馴染みになって・・・・。

クリスマスも近くなったなか、今年は延原先生ご夫妻の新著『復活の省察ー妻と歌う』(上巻)の出版に因んで、ヨハネ福音書第21章15節以下を信子夫人の「笑み増し」の不思議と復活の希望を語らせていただきました。礼拝の後の愛餐と交わりの時もたっぷりと・・・。

「神戸丸山教会」は1953年に誕生した、まだ60年余りの若い教会で、1985年以来、折尾嘉子牧師が「丸山子羊幼稚園」の園長を担いながら、充実した働きを続けておられます。

この教会には、立派な十字架塔(祈りの鐘桜)が聳え立ち、礼拝堂には名高い「岡野オルガン」が供えられて、ステンドグラスも綺麗です。

快晴のこの日の「神戸丸山教会」の写真を数枚ここに収めて置きます。大きな珍しいダリヤも咲いていました。


教会のすぐ近くに「丸山小学校」があります。そこから望む「神戸丸山教会」と「丸山子羊幼稚園」の案内ポスターも・・・。