延原時行歌集「命輝く」(第1069回)(相楽園における神戸菊花展・邦楽演奏会)
延原時行歌集「命輝く」(第1069回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(196−1)言の葉の歌、言の葉と心の歌、笑み増し宇宙の歌、妻人生の歌、講演の歌、名残すの歌、昨日と今朝の歌、今朝の思ひの歌、さて今日もの歌、笑み御業の歌、妹背人生の歌、何故の歌、短歌神学の歌、嬉しきはの歌、此度の書の歌、夕餉の歌、ノーちゃんよの歌、逆理の歌。(2014年10月11〜20日)
10月11日
言の葉の歌十首
(東海道新幹線にてーー10日)
死後生の輝きありて箴言や語り来にけりいと嬉しくも
(備考:只今試みに第一条よリ第七条まで復唱したりき。いと佳し!)
ノーちゃんや「今から受賞」言ひし折「よかったなあ」と声ぞ響けり(備考:クラクフにて2013年9月9日、我国際プロセスネットワーク(IPN)よりThe Common Good AwardをPolish Academy of Art and Scienceにて授与されんとする直前に友田中裕教授のスマホを通じて「今から受賞や」と伝えたれば、妻の声ありたりき。余りに素早き反応に驚きしなるも)
汝が声の今も我呼ぶ響きこそ胸叩きおりなあノーちゃんよ (備考:そやで、父さん)
我らが書人方読みて心にぞ響き届くやいと嬉しくも
これはしもいと不思議なる一書なり耳澄ませるや響きぞや在る
元はとぞ言へば響きのぬし誰ぞ岸辺の主なり御声清かに
(備考:「何か獲れたか」「これらの物より我愛するか」「我が羊飼へ」等々)
御声はぞ天来スマホ如くなりこれ通じてぞノーちゃんの声
宇宙には言の葉ありて父と共ひらけ給ふや我ら入るべし
従ひて人独りにて在ると言ふことやあるなし言や実在
ハイデガー世界内なる存在の哲学言ふも言の内ぞや(備考:我が哲学や「世界内存在」の哲学ならず、「言の内存在」の哲学なり)
言の葉と心の歌四首
(難波のホテル近くの寿司屋にて――10日夜)
我らが書読みて味合ひ日ノ本の言の葉の妙言ふぞ我が友
日ノ本の言の葉をぞや味合はず意味のみ述ぶる片腹痛し
何がどう片腹痛しなるかとや言の葉をぞや心と離すよ
言の葉を心彫る術心得ば大和言葉や粗末にはせぬ
♯ ♯
今日も快晴、海も山もくっきりと見通せる朝です。予報では「小春日和」になるとか、花壇の土づくりの作業は、一枚・二枚と脱いで、シャツいちになって・・・・一汗、流しましょう。
延原さんからは、昨日も新しい歌と共に、お電話でも晴朗な「未来生」のお話を聴かせて貰いました。
歌に添える今日の写真は、昨日に続いて「相楽園における神戸菊花展・邦楽演奏会」です。