延原時行歌集「命輝く」(第1067回)(明石公園の散策)

              

        延原時行歌集「命輝く」(第1067回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(195−8)復活省察上梓喜びの歌、復活学の歌、笑みや注がるの歌、ノーちゃんよの歌、超体すの歌、誤訳謀反の歌、いそいそとの歌、今日の日嬉しの歌、朝の歌、一書の歌、朝の思ひの歌、華の歌、御名称ふ歌、死後生の歌、ロゴス論の歌、我らが書の歌、門出の歌。(2014年10月1〜10日)

    10月9日
            死後生の歌二首

   命がぞ今生のみの事ならば死なば一切望みなきなり

   されどもや死して復活永久よりの再派遣あり死後も生きよと

           ロゴス論の歌十一首

   ロゴス論「神共に」現るは第一項でなし第二項なり(備考:ヨハネ福音書1章1節第一項「太初にロゴスありき」;第二項「ロゴス神と共なりき」。滝沢哲学はロゴス論を第一項のと関連でしか語らず。我第一項「太初のロゴス」、第二項「神と共なるロゴス」、第三項「ロゴスは神[theos=ho theosと定冠詞の付ける神、天父には非ず、天父に従順なる神の働きをなす意味での神]なりき」のロゴス三相に留意すべきなりと思ふ。神の働きとは、私見によれば、「主の祈り」なり)

   このことやインマヌエルの位相をば深き低みの底とぞ示す(備考:「底」第二項のロゴス、「深き低み」第一項のロゴスを包むなり)

   この世のや深き低みの破れたる底ぞ顕はる実にイマヌエル

   我妻や絶後笑み増し不思議やも深き低みの底ぞ飛翔す
   (備考:復唱)

   イマヌエル滅して不滅その「て」ぞや実にも神共岸辺立つ主よ(備考:ホ氏言へり:”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82])

   一切の底なる方やイマヌエル世界太初の低み破れど
   恩師のぞ「深き低み」のロゴス論それより下る禁じたるなり   (備考:滝沢克己『純粋神人学序説』274頁)

   その限りこれや何なる不動のぞ動者なるなり世界底超へず
   (備考:超へざる故に不動なり)

   世界底さらに破れて超ゆる時驚くべしやイマヌエル在り
   イマヌエルただ在るには非ざるよ在るや直ちに飛翔す父に

   この飛翔主の祈りとは申すなり在るや翔ぶなりSein zum Tode超ゆ(備考:Zein zum Tode 「死への存在」[ハイデガー]。Sein zum Fliegenなり)



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爽やかな朝です。本日より「花壇の花の植え替え準備」にかかり、ちょこっと、気持ちの良い汗を流します。

歌に添える今日の写真は「明石公園の散策」です。長く続けましたが、明石公園は今回でオシマイです。