延原時行歌集「命輝く」(1064回)(明石公園・お城と信濃柿)

              

       延原時行歌集「命輝く」(第1064回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(195−5)
復活省察上梓喜びの歌、復活学の歌、笑みや注がるの歌、ノーちゃんよの歌、超体すの歌、誤訳謀反の歌、いそいそとの歌、今日の日嬉しの歌、朝の歌、一書の歌、朝の思ひの歌、華の歌、御名称ふ歌、死後生の歌、ロゴス論の歌、我らが書の歌、門出の歌。(2014年10月1〜10日)

    10月6日
            一書の歌十首

   われ妻の死後生何か問はるれば笑み増し本ぞそれなりと言ふ

   我が思索半世紀経てその果てに妻の笑みあり「省察」や成る
   それ故に「復活省察」笑み増し本我名付けたり摂理なる哉(備考:此度の拙著『復活の省察ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』[新潟・考古堂書店、2014年10月]の来歴なり)

   著作とは感動ありて進むもの妻笑むほどに我詠ひ書く

   我詠ひ書く中にこそ妻笑みつ現れたるや一書これなり

   熱誠の我が友賜ふ祝詞こそ妹背のこころ尽くす言の葉
(備考:昨日ブログに添へ給ひし鳥飼慶陽師の我らが新著への祝詞なり)

   我妻や一書成ること嬉しぞや箴言世にぞ知られ行くほど(備考:ノーちゃん、いよいよやでえ。ああ嬉し。父さん、おおきにね)

   箴言に命刻みて生き抜けりそれを思へば笑み溢る妻   (備考:絶後の笑み増しを促せし満足これなり)

   人生は永久の作品生みてこそ天父奉献喜び尽きず
   尽きえざる妻の喜び見るにつけ我が省察や実にも成りたり
(備考:ヨハネ福音書21章15節にある「総体解除→帰一」=「主愛す喜び」妻に見し故なり:Cf. :箴言第一条:"God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.")

    10月7日
           朝の思ひの歌七首

   我妻や甦りてぞ天父許我本出だし天地我が家よ
   昨晩は巨人廣島観ながらぞソファで転寝気持ち良かりき
   (備考:そののち二階に上がり本式にぐっすり)

   学会や浪花の宿も定まりて力いっぱい講演やるか(備考:第36回日本ホワイトヘッド・プロセス学会大会、於桃山学院大学:2014年10月11日(土)−12日(日):主題講演「〈世界への愛〉とプロセス哲学ーーホワイトヘッドの冒険ないし復活形而上学をめぐって」の責任頂きしなり。嬉しも。総合テーマ:「〈世界への愛〉とプロセス哲学ーー21世紀を生きるための洞察」の下にシンポ。谷口照三桃山学院大学教授「『高等教育の可能性と課題』を考える」;河邉純大阪商業大学准教授「『経験としての協働』を考える」との協働対話なり)

   我らが書キャプションも佳し如何にもや「体験的」の復活神学(備考:オンラインにての表示なり:「最愛の妻の絶後に『笑み増し』と称する笑顔の変化にキリスト教義『復活』を見出した著者による体験的神学の集大成」)

   かかること朝風呂に我浸かりてやつらつら思ひ記しおるなり

   いずこにも主の御声ありSEQUIMINI ME甦りまで嬉々としていざ
(備考:第36回日本ホワイトヘッド・プロセス学会桃山大会(11−12日)に寄せて)

   今年はぞ庭の葡萄や豊作ぞ大粒小粒ノーちゃん供ふ


        ♯              ♯



昨日の午後の散歩で、いま満開のジュウガツサクラに出逢いました。紅葉と共に秋の桜も、なかなかよろしく、見惚れてしまいました。

そして昨夜は、日米野球完全試合とテニスの錦織惜敗の名勝負を満喫。

今朝は、爽やかな冷気につつまれて気持ちのよい朝で、朝焼けも綺麗でした。

さて、歌に添える写真は「明石公園のお城と信濃柿」です。

まず、絵になるお城の姿を数枚並べます。



この場所の散策は、今回はじめていたしましたが、ここに大きな「信濃柿」の樹があって、ちょうど熟した柿が地べたにたくさん落ちていました。あまり見かけることのない柿の木です。