延原時行歌集「命輝く」（1048回）（須磨離宮公園：Rose Festival）
延原時行歌集「命輝く」（第1048回）
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（１９２−３）
つくづくとの歌、本出ずるの歌、復活の図の歌、我妻奇蹟五景の歌、新しき時代の歌、昨日の歌、本の歌、妻や言ふの歌、生くるとはの歌、笑み増し真因の歌、聴従の時の歌、如翔の歌、出ずればやの歌、宇宙和めりの歌、折々の歌、人死なばの歌、恩寵歌、新命の歌、朝祷にの歌、これからはの歌、飛翔の歌、我や知るの歌、友ありての歌。(2014年9月1〜10日)
9月4日
新しき時代の歌八首
久方の秋の日差しの優しさを受けつ我見る新著表紙や
妻と我仲睦まじく寛げるフォトや湛ふる平安一途
見開けば古希の笑顔やよろこびて天父称ふるフォト嬉しくも
昨日は考古堂より友の見へ共に省察二校了とす （備考：熱誠の編集者佐々木克氏なり）
この時代潮目や変るほのぼのと生残りより甦りへと
（備考：生残り生にだけしがみつくも、３・１１以来「生死一体」包むの時代に我ら入りたり。甦りこそ時代の言葉なり）
我妻や絶後笑み増しかがやきて岸辺の主とぞ天父にまみゆ
生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ (備考：復唱。なあノーちゃん、甦りの時代や。そうや、父さん）
汝がぞや本の完成今か今注視せる感我や知るなり（備考：ノーちゃん、あんた、嫁帰りしたけど、今度はな、読み帰りやで。箴言の読み帰ってきたんや、この時代に。ええッ、そうやなあ、うれし）
9月5日
昨日の歌十二首
昨日はジュンク堂にて一隅を照らす風の書眺む時あり（備考：拙著『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』地下一階良寛コーナーと一階郷土コーナーにてなり）
なにごとも研鑽続け行くほどに見ゆる事あり玉城道元（備考：かく思ひ玉城康四郎著『現代語訳 正法眼蔵』大蔵出版、1993年購ひぬ）
著作をぞ進めつつやも近況をリサーチするや又となく楽し
お定まり中ジョッキーと刺身食味わいつつや妻書褒むるも
（備考：じっくりと妻書褒むるも此度の書味わうなり。ことに妻の箴言褒めつつ）
思ふこと浮かび来たれば歌にして手帳書き込みまたまた歩く
足腰を鍛へつつこそ思索すやどれ帰りては巨人廣島
その内にホ氏の冒険復活の形而上学あらかたや成る (備考：秋十月ある学会の講演原案なり）
京にてのクラス会フォト送り給ふ友の便りに汝が髪黒しと (備考：クラス会幹事工藤弘志師よりなり）
これもぞや妻の笑み増し心にぞ日に日に生くる証ぞやかし
二著をぞや妻の形見に贈らばや総幹事氏や謝辞賜ひたり（備考：日本基督教団総幹事長崎哲夫師我が同志社の後輩なり。9月3日付御葉書：「拝啓 延原時行先輩には御無沙汰を重ね真に申し訳け無く過ごして参りました。昨日そのような上にもお忘れなくお覚え下さいまして、令夫人様御逝去のことをはじめ貴重な御著書等をお送り戴きました。記憶がその通りでしたら、わたしが近江八幡の伝道師の時先生が出されていた「バンビーノ」に何かの感想をお送りしたと思います。それから先生の歩まれた道は実に確かなものとなり、多くの人に影響を与え続けて今日に至っていますことは数多くの同志社の先輩方の内の類いまれなる方と信じます。御夫人を亡くされお寂しい日々ではございましょうが、どうぞこれからも末長い研鑽が続けられますことをおいのり申し上げます。感謝して 草々」。持つべきものはすぐれたる心優しき後輩なり）
われ妻と牧者としてぞこの時代歩み来てこそ甦り告ぐ（備考：この使命一書『復活の省察ーー妻と歌う：生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』新潟・考古堂書店、近刊にて達成さるる。感謝無尽なり）
♯ ♯
今朝も爽やかな秋の空、洗濯日和です。昨日は明石公園で開催中の「第86回菊花展覧会」（10月25日〜11月16日）に出かけてきました。
広い公園とお城も散策し、園内の喫茶店でものんびりと・・・。
ただいま「須磨離宮公園：Rose Festival」をUPしていますので、追って「菊花展覧会」もご覧いただきます。写真がたまっていくばかりです。
昨日はまた、明日夜のお話「賀川豊彦の活動・思想と現代」（神戸婦人会館）の構想をほぼ纏めることができました。そして同時進行のブログ http://d.hatena.ne.jp/keiyousan/ で、「賀川豊彦のお宝発見」（武内勝氏所蔵資料）補遺１−−＜元毎日新聞社会部記者・工藤豊一氏草稿＞−−のUPをスタートしました。
一方、福岡の日本シリーズの方は、タイガースは大手を掛けられてしまいました。甲子園に戻ってきますかどうか・・・。今晩は大事な会議が重なっています。
今回も、延原さんの歌に添えて、美しい花たちを収めます。
