延原時行歌集「命輝く」(第1047回)(須磨離宮公園)

               

        延原時行歌集「命輝く」(第1047回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(192−2)つくづくとの歌、本出ずるの歌、復活の図の歌、我妻奇蹟五景の歌、新しき時代の歌、昨日の歌、本の歌、妻や言ふの歌、生くるとはの歌、笑み増し真因の歌、聴従の時の歌、如翔の歌、出ずればやの歌、宇宙和めりの歌、折々の歌、人死なばの歌、恩寵歌、新命の歌、朝祷にの歌、これからはの歌、飛翔の歌、我や知るの歌、友ありての歌。(2014年9月1〜10日)

    9月2日
           復活の図の歌八首

   我が妻の思ひ出天父奉献やいとも尊き人生神学

   恩師言ふ神人学の内にぞや特殊史的の形態やなし
   (備考:『純粋神人学序説』272頁)

   一はぞや復活省察成るの図や二は復活の絶へて無き図ぞ   (備考:復活せらるべき特殊的史的形態純粋神人学の内に無き故なり)

   心にぞ暖かき雪降りしきる妻の人生神学聴くや
   此度のぞ新著描くは妹背共復活省察得しめられし図
   涙にぞ濡れし人生天来の笑み頂きぬ岸辺の主より
   汝が笑みや人の心をほだしてや燃へ上がる火歓喜点ずよ(備考:ノーちゃん、大きな笑み有難うね。父さんこそ、全部おおきにね)

   我らにぞ何の功のあるでなしただ主と天父恵み下せり   (備考:そうちゃうか、ノーちゃん。そう)

    9月3日
         我が妻奇蹟五景の歌五首一句

   思ひ出の奉献とはぞ何なるや総体解除愛帰一ぞや
(備考:ヨハネ福音書21章15節の成就なり。2010年11月30日の早朝妻手紙の一節我に見せぬ:「加齢とともに、いつかは果てる時もいずれ来る身を自覚すると、一期一会を大切に、棺が焼けても天父のもとに持参できる思い出をふやしたい」。その日の午後前庭で雪囲いの最中梯子から落ちしなり。)

   奇しくもや手のうごきにて上智行き妻や勧めし御心のまま
(備考:居間にて寝かせおりしが自由な右手にて低い書棚から本を二度引き寄せ、三度目に洋傘掴みぬ。「上智大学に往きて講演せよ」とのメッセージなりき。我それ見し時慄きぬ:これを為しつつあるは妻かそれとも御神か。2010年12月1日朝妻救急車に搬入さるる前なり。意識朦朧の中にてなり。上智いかずば、以来の我が公的活動なかりしならん。ましてや拙著『宇宙時代の良寛ーーエコ神学者トマス・ベリーと共に』新潟・考古堂書店、2013年の上梓見ることなど)

   御神は妻右眼こそ瞳孔や全開なりしみそなはしけり(備考:忘じ難き瞬間なり。2010年12月1日救急車に搬入されし時なり。救急隊員「右眼瞳孔全開」と県立新発田病院に連絡す、我恨めしく聴けり)

   我妻の双眸ひらく春初め
(備考:復唱:2011年2月2日新発田病院にてあの右眼ひらけり。何たる歓喜!「ノーちゃん、あんた、右眼見えとるやんか」「それがどうかしたん。膠でひっついとったんや」)

   御神ぞ妻の右眼をほのひらき笑み往くをこそ祝し給へり   (備考:2014年3月13日告別式我が家にての折、出棺前になり)

   無限にぞお優しきかな天父さま今あの右眼あけさせ給ふ(備考:天父妻の右眼の来歴知りつつあけさせ給ふとは!如何にお優しき!我感動に咽びたり。我御神ノーちゃんをよみがえらせ給いつつあること、その瞬間深く確信せり。5月20早朝夢のなかにて「信子は私が甦らせたり」と天父より恵みのダイレクト・メッセージ頂けり。感謝無限も。御神が如何なる御方か、我これによりて腸の底まで知りぬ。同時に我妻信子が神のメッセンジャーなることも)



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三日月の綺麗な夜、福岡の第三戦は、タイガースは完敗でした。さてはて、第四戦は頑張って貰いましょう。

今朝はいちばんの冷え込み、スカッと文句なしの日本晴れ。

ただいま「須磨離宮公園」では、秋の薔薇が綺麗です。いつものように、チャリンコに乗って、東口の入り口で「すこやか手帳」をかざして入園OK。

まずは、いまは季節はずれの「あじさい園」や「梅園」のあるコースを、ぶらりぶらり・・・。今回も撮影順に収めます。