延原時行歌集「命輝く」(第1044回)(日本シリーズ初戦・甲子園球場)

               
               

       延原時行歌集「命輝く」(第1044回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(191−5)
復活の夢の歌、かたち成るの歌、笑み増し偉大の歌、叡知妻の歌、徒然の歌、妻真実の歌、今朝の歌、一書の歌、東海道線にての歌、校正の歌、同窓会にての歌、京都ジュンク堂にての歌、今日の歌、三年余驚きの歌、新著校正実在の歌、エコの原義の歌、恵み日の歌。(2014年8月21〜31日)

    8月28日
          京都ジュンク堂にての歌五首

   京都のやジュンク堂にぞ我が旧著ホ氏と西田ぞありたるや佳し

   誠にや旧知に会ひし心地せり東西対話京に相応し

   面白し「京都学派とエコロジー」プロセス神学あまた活用(備考:松岡幹夫『京都学派とエコロジー:比較環境思想的考察』東京・論創社、2013年、第三章にカブ=グリフィン共著・拙訳『プロセス神学の展望:概論的解説』東京・新教出版社、1978年、1993年、引用活用多数なり。出版以来36年、漸く学的検討の時代に拙訳もなりしか。うたた感慨無きにしも非ず。学術は命永きなり。忍耐を要す)

   デリダのぞ「条件なき大学」やニューマンの逆面白かりき(備考:ジャック・デリダ『条件なき大学』西山雄二訳、月曜社、2008年、ジョン・ヘンリ―・ニューマン『大学の構想』The Idea of a University, New Haven & London:Yale University Press, 1996 のちょうど逆なり。宗教的主権性なしには大学始まらず、とはニューマンの有名な「大学の構想」なりしが、デリダは、一切条件なき(ことを公言する場所)が大学なり、と言ふ。これ「赦し」の信仰告白なりと言ふ。これはこれでロマンスなり。我が「神のエコゾイックス」のアイデアは、これに近し。究極の領域(エコ)においてそれに神至誠なり給ふ故に命(ゾエー)体し給ふなり、神そのままにてこの世に「汝らも、至誠なれ。」と呼びかけ給ふ命なり。まったくの無条件にてなり。これ無条件愛の呼びかけと言ふ。世が世として成り立つはこの無条件愛の「至誠なれ。」との呼びかけを受けたる故なり。かかる愛を受けたる故に、我らは直ちに一切の思ひ出持ちしままこの包括的愛に帰一するほかなし。これ我妻信子の「笑み増し御国入り」なり。「一切条件なき大学」なるもの、御国入りの助走なり。いと面白し)

   利子うまぬ資本主義とは何なるや利子貪りしなれの果てなり
(備考:水野和男『資本主義の終焉と歴史の危機』集英社新書は今話題の書なり。元々無条件愛を受けて人類、地球と共に、生かさるるも、それ感謝せず、利子なる物を追求せり。これ資本主義なり。いま定常状態、その維持が利潤追求より正常なり、と言ふ。定常状態の中で贈り物、カンパ、献金、布施、しかして助け合いの経済発生すべし)

            今日の歌三首

   さてもさて今日は校正一心よ隅から隅へ省察や見む

   我詠みし歌読む時や実に楽し妻と心ぞ一つなりけり
   一つなる心と心生死なか生死超ゆるやまこと妙なる(備考:それ歌の極意ぞ、なあ、ノーちゃん。そやで、父さん、誠そう)

    8月29日
           三年余驚きの歌七首

   友方は頭打てるも我妻や三年余生く驚き給ふ

   ひとつには箴言作る勢ひや心を高め反省せしむ
   復活の家建てしこと心にぞ深き喜び植へ付けしやも
   我なせるOxford講演や幸せの見ゆる徴と成りたるぞかし

   そのうえにThe Common Good Awardぞ我受賞妻としてぞや誇り絶頂
   本作る父さんやって言ひしこと未来に心向けし実に佳し   (備考:ノーちゃん、校正進んどるでえ。父さん、おおきにね)

   今朝ほどは京都土産の八ッ橋をご近所様に謹呈談笑


       ♯               ♯


今朝も晴れ渡った日和で、書斎から望む六甲の山です。



昨夜は甲子園球場日本シリーズ第一戦を観戦してきました。
オークションで求めたという貴重なチケットを頂いて、タイガースの外野席の渦の中での観戦でした。

今朝のテレビや新聞でも話題満載ですが、ホームグラウンドだけあってタイガース一色の盛り上がりで、試合も快勝・・・。

こういう体験は長い人生のなかでも初体験でした。ラッキーセブンと勝利の瞬間と二回の風船飛ばしもうまくいきました。

帰宅してちょこっと我が家でも祝杯をあげたりして・・・。今年はなんだか日本一になってしまいそうです。まったく予想もしなかった快挙です。


ソフトバンクの応援団も・・・