延原時行歌集「命輝く」(第1043回)(但馬研修旅行の帰路)

             

       延原時行歌集「命輝く」(第1042回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(191−4)復活の夢の歌、かたち成るの歌、笑み増し偉大の歌、叡知妻の歌、徒然の歌、妻真実の歌、今朝の歌、一書の歌、東海道線にての歌、校正の歌、同窓会にての歌、京都ジュンク堂にての歌、今日の歌、三年余驚きの歌、新著校正実在の歌、エコの原義の歌、恵み日の歌。(2014年8月21〜31日)

    8月26日
          東海道新幹線車中にて三首

   東海道新幹線に校正をなしつ思ふや平安のうち   (備考:平安のうちに在りて平安のうちなるかなと思ふなり)

   「復活の省察」や成る嬉しやも妹背共々平安のうち

   この世にて永久のいのちを望み見て生くる果てまで平安無尽   (備考:生くる果て天に在り)

            校正の歌四首

   仮にもし我先逝かば如何に妻困窮せしか主みそなはす
   我今や妻の意を承け妹背本校正しつつ恵み謝するや
   我妻の古希の笑みをば本に入れ眺め見るこそいとも楽しき
   万人を励ます笑みぞ豊かなり友見て人生賛美せんかな

    8月27日
           同窓会にての歌十二首

   友方と京の都に集ひ来て半世紀なる物語縷々(備考:同志社神学部1962年卒業同窓36名中10名幹事同志社宗教部主事なりし工藤弘志君の連絡宜しきを得て、がんこ(高瀬川)二条苑に集ひたり)

   牧会の物語ぞやいずれもや日本転々神伝ふ幸
   聖書をば如何に読むかと激論すギリシャ語読むか日本語読むか   (備考:工藤君ギリシャ語派、小柳伸顕君日本語派)

   我はぞや主の祈りのぞ原典やヨハネ十七・五節にありと   (備考:我が持論なり)

   隠退後講義所始む友や在り聖霊の火や燃へやまずして   (備考:会津若松の青野清君なり。まちの救ひのためなりとの由)

   夜回りに震災後なお仮設にぞ困窮の人訪ぬると友   (備考:行政と住民の間に立ち口きく人必要なりとの由、野々村耀君)

   悟りたり我が書作るは友方に供し人生楽しまむため
   (備考:かくて晩年期の方針固まれり。執筆人生なり。家も整備せん)

   我が歌のブログ毎朝覘きては楽しむ友の話聴きたり(備考:大橋弘君なり。これひとへに熱誠の友鳥飼慶陽師のご尽力の賜物なり)

   幸せは父さんが皆やるからよ言ひし妻をば褒めし友あり(備考:小橋孝一君なり。信子様はお幸せなりき、と文寄せ給ふ女性の方々ありと我語りたり。彼我をも褒めたり)

   ノーちゃんやかく友にぞや覚へらる汝が幸実にも喩へ様なし
   妻のぞや喜び感じホテルにてふと寝返りを打ちし我かな

   汝往きし時の面をば思ひてはかく我もとや期するも嬉れし   (備考:ノーちゃん、あんた先生や。おほほ)



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今朝の日の出前です。日に日に夜明けが遅くなり、朝日の顔を出す場所も変わっていきます。

今日も暖かな一日、さてはて、どんな一日が訪れますか。

このところ毎日、昭和初期、北海道の小樽毎日新聞の記者だった御方の原稿草稿ーー賀川豊彦の畏友・武内勝氏の所蔵資料ーーをパソコンに打ち込んでいます。ようやく半分終わったところですが、小林多喜二の友人であの事件のあと神戸イエス団で、賀川豊彦と武内勝らに出逢い、土方をしながら苦闘を重ねるなかで書き残した草稿です。ぼちぼちとすすめてまいります。


今日の写真は「人権の会秋の研修・日帰りバス旅行」の帰路の数枚です。
大きなせんべいのお店で一服して、帰りにも「竹田城跡」を眺めたりして・・・

今年も柿のおいしい季節です。立派な柿もありましたよ。

但馬の旅は、朝から快晴の一日でした。徐々に日も暮れて、夕刻6時過ぎに長田に戻ってきました。