延原時行歌集「命輝く」(第1040回)(但馬長寿の郷)

             

      延原時行歌集「命輝く」(第1040回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(191−1)復活の夢の歌、かたち成るの歌、笑み増し偉大の歌、叡知妻の歌、徒然の歌、妻真実の歌、今朝の歌、一書の歌、東海道線にての歌、校正の歌、同窓会にての歌、京都ジュンク堂にての歌、今日の歌、三年余驚きの歌、新著校正実在の歌、エコの原義の歌、恵み日の歌。(2014年8月21〜31日)

    8月21日
            復活の夢の歌七条

   夜もすがら我復活の喜びの胸溢るるを夢に見てあり
   新著のぞはしがき脱稿せる後に重要注記入れていねしよ
(備考:『建学の精神・対話の精神・エコ神学ーー至誠心の神学による大学形成の構想』これにて完成す)

   そのなかに復活省察触れたるや実にも嬉しき心地こそすれ
(備考:『復活の省察ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』考古堂、近刊に付き、注記せるなり)

   同時にぞ復活省察ともかぜの長き脚注なりと書きしも(備考:前著『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』新潟・考古堂書店、2014年末尾に「ともかぜ」思想開陳せしが、その長き詳細なる脚注こそ『復活の省察』なりと注記せり)

   かくてぞや三著喜び揃い踏みともかぜやこそ絶後笑み増し
(備考:『建学の精神・対話の精神・エコ神学』では「応答現象」なり)

   御神の至誠たれよと呼び給ふ御声優しやいと近くして   (備考:何ものよりも近きや御声!)

   ラザロ死の御栄のため言はれたる理こそぞここに在りたり   (備考:ヨハネ福音書11章4節参照)

    8月22日
           かたち成るの歌六

   日英の書物やかたち幾星霜たつうちにこそ成るものぞかし
   (備考:感謝無尽!)

   今日の日やアリストテレスちと読みて不動の動者吟味せし佳し
(備考:不動とは世界の「外」の事なるごとし。Cf. Jonathan Barnes, Aristotle (Oxford: Oxford University Press, 1982, 1996), p. 64.)

   かくてこそ我悟りたりホ氏何故に”God is in the world.”とぞ言ひしけりかと(備考:”God is in the world, or nowhere, creating continually in us and around us.” in: Lucien Price, ed., Dialogues of Alfred North Whitehead (London: Max Reinhardt, 1954), p. 366.)

   内在の恩寵在りてともかぜの我らがいのちかたち成るなり
   岸辺立つ主の御働きありてこそ我妻や幸笑み増し往けり(備考:人生の岸辺「絶後の境界」に主います故にこそ妻永久の命恵まれたるなり:”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82])

   庭や佳し妻の植へたる葡萄の実今年はたわわなりたるやこそ   (備考:ノーちゃん、美味しい葡萄やで。そう、良かった、父さん)



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数日前に毎日新聞の記事をこのブログでUPしましたが、昨日の除幕式の記事が今朝の神戸新聞に載りました。賀川記念館4階のミュージアムに据えられています。


予報では、夕方より北風――六甲おろし――が強まり、寒さがどっと押し寄せてくるようです。

京都では「時代祭」ですね。学生時代はよくお祭りにもアルバイトでお祭りに加わりました。ちょっと恥ずかしかったですが・・・・。


今日の写真も「但馬長寿の郷」の続きです。