延原時行歌集「命輝く」（第1039回）（但馬長寿の郷） - 延原時行歌集「命輝く」（「番町出合いの家」鳥飼）

　　　　　　　　延原時行歌集「命輝く」（第1039回）
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」（１９０−７）
宇宙真実笑みの歌、神人笑みの歌、父さんとこの歌、我が神学本道と変貌の歌、復活形而上学誕生の歌、延原信子英文箴言恵みの歌、人生はの歌、恩師学理遺産の歌、生活にギアの歌，本の歌、新しき時の歌、驚きぬの歌、ふとの歌、妹背心満つるの歌、二著進の歌（2014年8月11日〜20日）。

　　　　8月19日
　　　　　　　　　　　　驚きぬの歌三首

　　　我妻や落ちし後手のうごきあり絶命の後笑み増し飛翔　　　（備考：我妻に付きてはあれもこれもWonder[驚き]なり）

　　　驚きの書物や出ずる時や来ぬ妹背共々喜び溢る
　　　(備考：驚き即ち復活の省察本なり）

　　　我妻の笑み増しありて復活の省察や成る有難きかな

　　　　　　　　　　　　　ふとの歌一首

　　　英文著目次作りて師友にぞふとメールせり如何に嬉しき（備考：Toward an Ecozoics of the Deity: Ecological Theology in a New Key Coping with the East-West Dialogue in Philosophyなり。恩師ジョン・カブ教授より激励メールあり：”It is good to see this collection of your imaginative and original papers brought together in book form! John Aug. 18, 2014"）

　　　　8月20日
　　　　　　　　　　　妹背心満つるの歌六首

　　　父さんが皆やってくれる言ひしとき妻の心や満たされてあり

　　　我仕事妻内助のみいふことが妹背人生ならば味なし
　　　三年余皆やりしゆえ我妻も我も満ちたる心地こそすれ

　　　かくなれば闘看病もまこと幸心満たせるものありてこそ

　　　いや果てに絶後笑み増し御国入りこの妻ありて雪や深々

　　　我が心満ち満ちてこそ奮い立ついざや出ださん佳き妹背本

　　　　　　　　　　　　二著進むの歌五首

　　　昨夜はぞ新著はしがき筆走りあらかた成るや嬉しかりけり
（備考：『建学の精神・対話の精神・エコ神学ーー至誠心の神学による大学形成の構想』なり）

　　　英文著米恩師のぞ御好評ありしを受けて進めゆかんも
（備考：Toward an Ecozoics of the Deity: Ecological Theology in a New Key Coping with the East-West Dialogue in Philosophyなり）

　　　英文著十五本のぞ論考や世界公開いま一書にぞ成る
　　　かかる時来れるかやと今思ふ出来具合佳し会心の作
　　　本といふものにも誠時ぞある米学界に一石投ぜん

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今月（10月）14日発行の延原先生ご夫妻の新著『復活の省察』（上巻）はまだ産まれたばかりの赤ちゃんですが、先生の日々の歌にも詠われるように、不思議な不思議な作品として、新しく産まれ出てきました。

版元のある地元新潟の書店では郷土の出版物として話題の著作となっているようですが、このたびの「復活の省察」は、宗教を超えて万人の関心ごとでもあり、ご夫妻のうたーー奥様の英文箴言三十条と御主人の哀悼歌集「笑み増しに命輝く」−−の豊饒な世界が、広くいまの読書界に、静かに沁みわたりつつあるようです。

今朝は、雨上りの朝、秋しめりの日よりです。いちにち曇りの予報ですが、美しい秋の雲が流れて、晴れてきつつあるようです。