延原時行歌集「命輝く」(第1033回)(神戸総合運動公園)

             

       延原時行歌集「命輝く」(第1033回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(189−10)箴言はじめの歌、丸き口の歌、いざ本作りの歌、宇宙論神学の歌、復活形而上学的神学の歌、今日の日はの歌、あとがき成るの歌、日々の歌、人と復活の歌、主イエス祈り給ふの歌、麗しの歌、主の道麗しの歌、反論痒み消へし歌、あの日よりの歌、復活の歓びぞ今の歌、校了の歌、今の歌、変転の歌、さあの歌(2014年8月1日―10日)

    8月10日
           変転の歌十四首

   ノーちゃんの大活躍の時代がぞ今将にこそ始まらんとす

   魅力はぞ一に笑み増し二に箴言三は思ひ出天父奉献   (備考:でや、ちゃうか、ノーちゃん。父さん、嬉れし、えへへ)

   命はぞ主体だけには非ざるよ妻往きてこそ客体不死ぞ
   我もぞやここ三年余面白き本等作りて妻と生ききぬ(備考:『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(2011年)、『宇宙時代の良寛――エコ神学者トマス・ベリーと共に』(2013年)、『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』(2014年)、而して『復活の省察ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』(近刊)のことなり)

   本と言ふ客体不死を産み出すを心掛けつつ生き来たりしぞ

   出でし本我が手許をば離れてや何処方か行き賞味さるるも

   かくしてや我が生はそも主体より客体へとぞ変転窮む
   その間に我日録の歌つくり我と汝の橋渡しせり

   先ずはこれメルマガ媒体なるもやも熱誠の友ブログし給ふ
   (備考:鳥飼慶陽師のお蔭なり)

   友ありて力作論考贈り給ふ深く学びて智慧や吸収(備考:花岡永子教授よりなり。これも我言ふ「変転」Transmutationなり。「宗教の根源的考察」『キェルケゴール研究』第12巻、2014年所載は逸品なり。我はしも、根源的なるのみならず、冒険的見地なるも)

   己が生己が生にぞ止めざれさらば命の法ぞ働く

   命のぞ法ぞ働く道理はぞこの地去りては天にまでぞや

   天に往く命の法ぞ又しても地に対してぞ「我が羊飼へ」

   変転の命の法を見るならば気落ちする暇なかるべしとぞ

            さあの歌二首

   あつあつの海老天饂飩作りたり颱風接近しめっけ拂ふ
   だしつゆを薄めて煮立つ汁のなか饂飩玉子海老いれてさあ


        ♯              ♯


日本列島を駆け抜けた大きな台風は、今朝は漸く日本を離れてくれるようです。神戸は台風のど真ん中、吹き返しも31メートルを記録して、去っていきました。

ただいま、部屋に取り込んでいたベランダの鉢などもすべて元に戻して大掃除を済ませたところです。今年の台風はこれで打ち止めにしてもらいたいところですね。


延原さんは昨夜台風の中、学会の大役を果たして無事帰宅、今朝は学会出張中の三日間の歌をたっぷりと収めた新しいメルマガ「風の便り」を届けていただきました。充実の学会になったようです。


ところで本日の写真は、過日(11日)の花壇授賞式に出かけた神戸総合運動公園にある野球場や運動場、そしてコスモスの丘など、ぶらり散策しましたので、その時のものを、撮影順にUPいたします。