延原時行歌集「命輝く」(第1029回)(「高野山」続)
延原時行歌集「命輝く」(第1029回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(189−6)箴言はじめの歌、丸き口の歌、いざ本作りの歌、宇宙論神学の歌、復活形而上学的神学の歌、今日の日はの歌、あとがき成るの歌、日々の歌、人と復活の歌、主イエス祈り給ふの歌、麗しの歌、主の道麗しの歌、反論痒み消へし歌、あの日よりの歌、復活の歓びぞ今の歌、校了の歌、今の歌、変転の歌、さあの歌(2014年8月1日―10日)
8月6日
主イエス祈り給ふの歌十二首
恩師言ふイエスの御名を聴くごとにインマヌエルと区別すべしと (備考:『純粋神人学序説』273-4頁参照)
イエスのぞ教へ捉へて学べども主の祈りはぞ尊ばざりき
主の祈り太初の栄悟りてぞ華やがしめよ父よと欣求(備考:「太初の栄を輝かせ給へ、父よ」との主の祈り尊し。これ(滝沢の語で以てすれば)「インマヌエルの覚り」より出発しつつ、原事実の「輝き=華やぎ」を祈り求めたるものなり。ヨハネ福音書17章5節熟読参照)
主イエスのや祈り輝く所以はぞ太初の栄華やぐ求む (備考:この求めの形而所学的含意奥深しと我知る)
御栄や必ず動き給ひてぞ神と人との華やぎと燃ゆ (備考:華やぎ復活なり)
主の祈り尊き所以何なるか太初の栄「動」ならしめし
(備考:ここに「不動の動者」変転す)
人のぞや思想なるものその極み「不動の動者」欲するが常
(備考:それアリストテレスに典型的なる如く、万物の固定的なる基求むるが故なり)
恩師のぞ原事実もや同然ぞ「深き低み」と規定されしも (備考:『純粋神人学序説』274頁参照)
然るにや主イエス祈りて願ひたり太初の栄動かせよ父
主の祈り不動の動者破りてぞ華やぎ世界求め来たらす
尊しも父と共なる道こそが今動き往く実在なるや
(備考:これ我「父子ひらけ」と呼ぶなり)
動き往く実在こそは主イエスのぞ父と共なる祈り道なり
8月7日
麗しの歌一首
一切の反論に換へ祈りをば心とせるや主の道麗し
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10月10日、晴れ渡った東京オリンピックの開会式の行われたあの日から、今朝は50年目の新しい朝、大きな台風を前にした朝日です。
明日は神戸総合運動公園で開催される市民花壇の表彰式があって、今年は私たちの花壇が「特別賞」を受賞していることもあって、「花の会」はみんなして授賞式に出かけます。まだ明日は、神戸は台風の影響はないようです。
延原先生は明日から開催される「日本ホワイトヘッド・プロセス学会」のメイン講演者として大阪・桃山学院大学へお越しです。そして、この機会に、過日兵庫県三木市にある延原家のお墓に、奥様の納骨を済ませ、墓碑に新しく奥様のお名前と称名「IXIA!]の刻まれている墓所へのお参りになるご予定です。
このとき、私もご一緒させていただく予定になっていますが、どうもこの日は台風の直撃と重なる気配もあって、変更を余儀なくされるかもしれません。
本日の写真も「高野山」の続きです。高野山の紅葉は最高ですが、これは9月24日の旅ですので、まだまだその季節ではありませんでした。前回と同じく撮影順に並べます。