延原時行歌集「命輝く」(第1020回)(熊野本宮大社)

              


        延原時行歌集「命輝く」(第1020回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(188−6)今朝の歌、逆理命の歌、本作り摂理やねの歌、あの頃と今の歌、我悟りたりの歌、箴言開始の歌、天父直参の歌、気が付けばの歌、天地にの歌、言磨くの歌、神人不可分ひらけの歌、嬉しくもの歌、昨晩はの歌、欣求の歌、仮にもしの歌、日々にの歌、笑み増しの歌、朝まだきの歌、恩寵先行(ともかぜ=笑み増し)の歌、歌と歌の歌、文やありの歌。(2014年7月21-30)

    7月27日
             欣求の歌十八首

   本作る父さんやって言ひし妻その欣求はぞ果たされ行かむも

   生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ   (備考:復唱)

   不思議なり妻欣求はぞ往きし今実現の時迎へつつあり

   人いのち自らが成すことでなし任せて成るは天父御心

   人いのち個体の事に非ざるよ関係の事客体の不死(備考:ホ氏の言ふ"the objectively immortal"なり。聖書的には、使徒パウロの告白これなり:「我もはや生くるにあらず。キリスト我がうちに在りて生くるなり。」[ガラテヤ2章20節] この告白に三段階あり:①我もはや生くるに非ず(我滅す);②基督我が内に生くるなり(不滅の主基督なり);③我それを知る(これ我妻笑み増しの不思議の段階なり)。不思議の段階「客体的不死」なり)

   妻の笑み主体基督在り給ふその歓びにほどけ往きしも
   絶後にぞ妻笑むことは信頼の証しなりけり本作りもぞ
   果敢無しと逝くを憂ふる人方や個体的のみ命見るらむ

   信子様何と幸せいらしたる声ぞ聴くなり文ありてぞや

   類なき信頼の人信子様さてさて本や出ますぞなもし

   信頼の期待言ふものありければ実行いかで信頼ならずや

   我妻や無私にしてこそ今活くるその幸やこそ不死客体ぞ
(備考:「不死客体」とは”God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.”[箴言第一条]の最終的含意なり。生涯を省み、一切を天父に奉献したる妻、祝されし。祝福とは甦りなり)

   神祝し人愛ずるなら我妻よ汝が笑み増しぞ絶へることなし

   嬉しきは思ひ出天父奉献やなりたるうえに書出ずること
   (備考:いずれも客体的不死性の華なり)

   我妻の笑み増しほどの驚きに我見へたること生涯に無し

   驚愕の驚愕なりき笑み増しぞ絶後嬉しや主と共飛翔
   一切を貫きてこそ我妻の欣求思ひ出天父奉献
   誠にやこの欣求こそ復活の前提なるよ世に他ぞなき



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神無月、新しい月が始まりました。まだ暑さが残りますが、衣替えですね。


先生ご夫妻の新著は、予定通り昨日ご自宅にも届いたようで、歓びのお電話をいただきました。奥付発行日は10月15日のようですが、そのころには書店に並ぶのでしょう。お目見え、待ち遠しいデスね。


昨日はご近所の牧師さんとその御友人が我が家にお越しになり、居ながらにして面白い語らいができました。月末に開催される学習会で「賀川豊彦と現代」のお話を求められ、その打ち合わせでした。介護福祉の仕事に打ち込んでおられる御方が、なぜか賀川豊彦の心惹かれておらるようで・・・。


今日の写真は「熊野本宮大社」です。今回の小さな旅先ーー那智・熊野・高野山ーーは、やはりなかなかの霊域で、多くの人々を誘う場所であることがわかります。

今回は、参道から・・・。