延原時行歌集「命輝く(第1019回)(「熊野那智大社」つづき)
延原時行歌集「命輝く」(第1019回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(188−5)
今朝の歌、逆理命の歌、本作り摂理やねの歌、あの頃と今の歌、我悟りたりの歌、箴言開始の歌、天父直参の歌、気が付けばの歌、天地にの歌、言磨くの歌、神人不可分ひらけの歌、嬉しくもの歌、昨晩はの歌、欣求の歌、仮にもしの歌、日々にの歌、笑み増しの歌、朝まだきの歌、恩寵先行(ともかぜ=笑み増し)の歌、歌と歌の歌、文やありの歌。(2014年7月21-31)
7月26日
神人不可分ひらけの歌十二首
神人は不可分なれど不可分は神や人やの属性非ず
不可分はそれ自体がぞ実在よ「ロゴス神とぞ共なりき」との
実在を父子ひらけとぞ我申す父は子に子は父にひらけつ
無限のぞひらけひらくや神人の間にこそぞ内在調べ
無限のぞひらけ内在調べありこれ遡及する飛翔とや言ふ
(備考:飛翔「復活」のことなり。我復活の原基「ひらけ内在」に見出せしなり。嬉しも)
飛翔はぞひらけ内在ありてこそ遡及よろこび成すやことなり
神人の間にひらけありてこそ神も人もぞ至誠尽くすや
さりながら神至誠にて在すやも人至誠にて在ることぞなき
然る故神人不可同言ふべしやいと厳かな事実なるべし
されどもや神ひらけにぞ至誠ゆえ至誠なれやと人に声掛く
招喚の恵み溢るる神人の不可逆はこそ此処にや凛呼
招喚の恵み溢るるこの天地いかで笑み増し飛翔せざらむ
嬉しくもの歌三首
嬉しくも復活省察校正や時に行間あけるも愉楽(備考:これ行間詰めて一書纏まりつくりて上の愉楽なり。逸すべからず)
此度のは哀悼のフォト短歌集妻の箴言浮かび立つ佳し
表紙には妹背の並ぶフォト飾る妻と歌ふや実に嬉しくも
昨晩はの歌一首
昨晩は鴉鰈(からすかれい)を求めては冷やし饂飩を添ふも楽しも
(備考:原信で鴉鰈の煮付け見たとたん冷やし饂飩胸に湧きたり。食欲生くる術なり。玉饂飩湯掻き、だしつゆ薄めみょうが胡瓜刻み入れ、ワサビにて食す冷やし饂飩ぞ佳き。これ冷えた鴉鰈の煮付けに暖かき飯と、猛暑の今甚だ相性佳し。トマトも添ふ)
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愈々、延原先生ご夫妻の新著『復活の省察ー妻と歌う』(上巻)が出来上がって、本日ご自宅にも届く日になりました。嬉しい一日になります。
昨日はまた、先生の大著『建学の精神・対話の精神・エコ神学−至誠心の神学による大学形成の構想』の目次とはしがきの整った最新草稿を送っていただきました。
間近になった学会の講演草稿<「世界への愛」とプロセス哲学――ホワイトヘッドの冒険ないし復活形而上学をめぐって>で考察されている『ハンナ・アレント<世界への愛>』(中山元著)を昨日入手しましたので、読書の秋を楽しみます。
さて、今日の写真も「熊野那智大社」の続きです。さすが「世界遺産」の場所です。
ここから小雨で霞む「那智の大滝」が望めます。
ここの小さな郵便局で記念切手「世界遺産<紀伊山地の霊場と参詣道>登録10周年記念」を求めました。