延原時行歌集「命輝く」(第1018回)(「熊野那智大社」続)
延原時行歌集「命輝く」(第1018回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(188−4)今朝の歌、逆理命の歌、本作り摂理やねの歌、あの頃と今の歌、我悟りたりの歌、箴言開始の歌、天父直参の歌、気が付けばの歌、天地にの歌、言磨くの歌、神人不可分ひらけの歌、嬉しくもの歌、昨晩はの歌、欣求の歌、仮にもしの歌、日々にの歌、笑み増しの歌、朝まだきの歌、恩寵先行(ともかぜ=笑み増し)の歌、歌と歌の歌、文やありの歌。(2014年7月21-31)
7月24日
気が付けばの歌十二首
気が付けば敬和紀要に英文稿二十二本を書き来れるよ
日ノ本に基教大学建つるもの哲学神学英文稿なり
信念を一望千里胸にして歩み来たりし二十余年や
欧米の師友知見に驚きぬ公益賞を贈り給ひぬ(備考:昨秋9月9日―12日第9回国際ホワイトヘッド学会世界大会:於ポーランド芸術科学アカデミー、クラクフ教皇大学)
我の知る我とは別の我在りやいかにも友の知る我不思議
(備考:復唱。The Common Good Award [International Process Networkにおける生涯業績に贈る最高賞]碩学Dr. Lewis Ford、Dr. David Ray Griffinと共に受賞せる受賞式にて詠めリ:Is there other I whom I do not know at all; but you know, friends? That’s simply the matter of Incomprehensibility!)
気が付けばWorldCat図書館に作品多数世界に知らる
(備考:日英著書論文64点世界公開中の由。論文33;著書29、日32;英28の由。授賞してから知りぬ)
昨日は「不動の動者」現代版恩師哲学ホ氏と比較す(備考:これ来年6月4日―7日第十回国際ホワイトヘッド学会母校クレアモントにて開催につき事前会話友人Joseph Bracken神父にメールせしものなり。「不動の動者」Unmoved Moverアリストテレスの形而上学の代表的見解なり。ホ氏の論駁有名なり。これと滝沢純粋神人論比較す)
核心やヨハネ「ロゴス」の第二項第一項を包むにありと
(備考:我が形而上学の核心なり。ホ氏の創造四相の内第一相《conceptual origination》第二相《physical origination》に対し「包括的」《inclusive》なりとも我論ず。されど、第一相が第二相において現実化する際には、逆に、「自己限定」必要なり。この面にては恩師説に懇切丁寧なる論究あり)
ロゴスぞや「神と共なる」面にては父子ひらけあり動態極み
宇宙のぞ究極出処父子ひらけ動的動者創造作用
この点の見窮めつけつJUSCOにて誕生日をぞ祝ひたりしや
(備考:昨日七十七歳となりぬ)
我が論は妻の笑み増し学びてぞ成りしものなりいと有難し
天地の歌二首
天地に響く笑み増し調べぞや地の底よりぞ天父飛翔す
新著のぞゲラや入らむメールあり妹背共々鶴首嬉しも(備考:考古堂書店出版部佐々木克氏よりなり。ノーちゃん、本出来よるでえ。嬉れし、父さん)
7月25日
言磨くの歌七首
我妻よ汝闘病中言磨く如何に天父の喜びてます
磨く言ひとへに祝福一語なりやがて笑み増し示せるが如
箴言を作りて生くる汝が日々や楽しきやこそ苦闘最中に
如何に汝我と共にぞ歌協議なす一泊を喜びたるや
彼の時や病も超ゆる至福にぞ浸りきりたる我ら妹背ぞ
苦闘中日々になす業あるやこそ如何に妙なる恵みなる哉
病はぞただ治らんとぞや思ふより言磨きつつ越へ行くべしよ
♯ ♯
爽やかな秋晴れが続きます。昨日も終日、書斎などの整理に励み、日ごろの運動不足をチャラにして、しっかり汗を流しました。いくつになっても、ときどき時を見つけて節目をつけ、新しい冒険にむけて、身辺を整える必要があるようですね。
一昨日の御嶽山の噴火には驚きましたが、あの日知り合いが、ふもとの村での講演を依頼されて出向いていたのを、急遽中止にしたそうです。
救援活動も難航しているようですが、今日も朝から晴れ渡っているのは、何よりです。
昨日は「大地は動いた」で知られる土井たか子さんの訃報が報じられています。
土井さんの恩師・田畑忍先生と京都での賀川生誕百年記念集会のシンポでご一緒したことなど想い起しました。
土井さんは、福岡シュバイツァー寺の古川泰龍師との深い交流もありました。この21世紀にもこれから新しく、土井さんの出番があるのでしょう。
本日の写真は、一昨日の「熊野那智大社」の続きです。
今回も、撮影順に並べます。