延原時行歌集「命輝く」(第1008回)(ぶらり散歩―柿と曼珠沙華)

              


       延原時行歌集「命輝く」(第1008回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(187−4)我妻よ箴言よ笑みよの歌、見ゆの歌、不思議にもの歌、我がベースの歌、笑みの歌、つくづくとの歌、信念や佳しの歌、井上設問の歌、道学ぶ道の歌、偉い人やの歌、詠ふ時の歌、先達にの歌、歌詠ふの歌、右眼の歌、先達やの歌、今日の歌、かかる事の歌、朝餉にぞの歌、笑みこその歌、この真理の歌、時の不思議の歌、愛の歌、人生涯の歌、祝福の歌、また会ふの歌、快調にの歌、いと有難しの歌、おもむろにの歌。(2014年7月11日-20日

    7月13日
            道学ぶ道の歌八首

   我妻の幸は先往き我がぞや野辺の送りと本作りなす

   思ふだに恐ろしき事我がぞや先逝きてこそ残る身の程

   かかる事御神みごと避け給ふ天地はかくて静々と動
   静々と働き給ふ御神の摂理の道や誠麗し
   我妻やみごと絶後に笑み往きて復活省察我に得さしむ

   死せる人復活やある理(ことわり)ぞ妻や示して我が学や成る
   これやこそ妹背共々御神の成し給ひける道学ぶ道
   神学は我が成す学に非ずして神成し給ふ道称ふ道

             偉い人やの歌六

   ノーちゃんは偉い人やなあ死んで笑み見せ復活を教へてくれる
(備考:ほんまにもう感心してるんや、ノーちゃん。そう聴くと、もう嬉しい、嬉しい、嬉しいよ、父さん)

   そやからな今度の本は飛び切りの未だ世になき復活本や   (備考:父さん、有難うね)

   絶後にな笑み増し見せて御国入り復活教へ励ます本や
(備考:ちょっと無いで、ノーちゃん。そう言へば、そうやなあ、父さん)

   かりにやね復活がやねあればとか言ふ話とは違うねんから   (備考:そう)

   あんたがね現に笑み増し生きとんやこれ程の事「天父の御蔭」(備考:そう、ノーちゃんの言ふ通り、無限にお優しい天父の御蔭)

   そやからね日本中のね人々に読んでいただきお元気にねと
   (備考:祈念致しおります。アーメン)

             詠ふ時の歌六

   汝が事を詠ふ時こそ客体の不死性の場に在る幸ぞ見る

   詠はねば人は個をぞや主体とし狭きまがきに蟄居するのみ

   詠ふ時一粒の麦死すること嘆きつつこそ結ぶ笑み褒む

   日ノ本の歌と言ふもの不思議なり詠嘆こそは広がり往きて

   歌もなく詠嘆の時欠くるまま支配の言辞誇るや散りぬ

   如何せんこの世の支配心すもあの世に至る言の葉ぞなき


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延原先生から届いた新たな写真帳(2014年8月16日作成)『信子の表情―田園を背景に<リハビリは祝福のリズムに乗って>God blessed the good day』(豊浦病院・2011年6月〜10年5日)より、歌に添えてはじめから一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第三十回です。


    
            在宅介護 2013年7月
延原信子 <God blessed the good day of self-reflection and self-dedication>
  時行 <よう言えました>


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三冊目の写真帳は、上の一枚で最終回です。この後の「在宅介護」の大切な日々の写真をはじめ、長い滞米時代の写真など、いくらかのものはすでに、このブログでUPできています。

あらためて第四冊目の写真帳が届きましたら、これからも歌に添えて、ご夫妻の写真を収めてゆきたいと思っています。


早くも北海道では初冠雪の便りがあり、神戸も秋の空です。彼岸花曼珠沙華は、平年より一週間ほど早いそうですが、彼岸花といえば、故郷でよくみた、あのあぜ道に黄色の稲穂と真っ赤な花が想い起されます。

昨日もぶらり散歩で、紅い曼珠沙華に出逢いました。そしてはじめて「柿」の実をみました。今年の柿は、どうも豊年にあたるようですね。

本日の写真は、その記録です。まずは「柿」の実から・・・・。