延原時行歌集「命輝く」(第987回)(昨日の夕陽と御旅公園)

             


        延原時行歌集「命輝く」(第987回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(185−4)昨日今日の歌、結語の歌、我が問ひの歌、驚愕の驚愕の歌、宇宙中心ともかぜの歌、昨日の歌、妻と我共の歌、復活省察の歌、天地信頼の歌、天地麗しの歌、喜びの歌、思ふままにの歌、祈りの歌、妹背問答の歌、人格改造の歌、W杯サッカーの歌、思索旅佳しの歌、天地交互ロゴスの歌、時の歌、大仕事の歌、箴言の歌、驚けりの歌、中心の歌、妻と我にとりの歌、これほどにの歌、歌こそや御姿拝すの歌、人々はの歌、全かれの歌、我が書にはの歌。(2014年6月21-30)

    6月23日
           復活省察歌六

   半世紀復活省察求め来て笑みぞ学びて俄然見ゆるも

   ノーちゃんは我が省察の展び行くを求めきしひと歓喜妻なり

   絶後笑みあらんとは是何あらん内助の功ぞ類なき哉

   それ故に我が思索展び深まるや妻の笑み増しさらに充溢

   誠にぞ面白きかな妹と背の天地生々復活省察
   それにせよ絶後笑み増し以ってする我妻の功桁外れなり
   (備考:ノーちゃんあんた、もう桁外れやで、有難うね。うふふ)

    6月24日
            天地信頼の歌十首

   歌作り妻の笑み増し称へ来て天地信頼我覚へけり

   いかばかり主の御恵みの深きぞや天地離るも妹背一つぞ
   (備考:なあ、ノーちゃん。そやで、父さん)

   岸辺立つ主の間にぞいましてや我ら生死の全一界住む

   ホ氏かつて神人共創ありてこそ尊厳崇高成るや言ひしも
(備考:「この創造の過程にあずかる限り、人間は神的なもの、神にあずかります。そして、かかる参与こそ、人間の不死性であり、人間の個性が肉体の死を超えて生き残っていくのかどうかといった問題を無意味なものにしてしまうものなのです。宇宙における共同創造者としての人間の真の運命こそ、人間の尊厳であり崇高さなのです。」ルシアン・プライス編、岡田雅勝・藤本隆志訳『ホワイトヘッドの対話』みすず書房、1980年、531頁参照)

   神人の共創成るや如何にして岸辺立つ主の笑み増しと共

   神と共是御子の業その内に我ら容れらる妻笑み示す
(備考:あくまでも「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」[ヨハネ福音書1章1節第二項」在りてその内に容れらるることによりて天父へと飛翔することに「神人共創」成るなり。それ示すことに我妻の笑み増しの偉大さあるなり。ホ氏の「神人共創」の思想ここから基督創成即心創成を起点にして考えるべきなり。この智慧や尊し)

   誠にやChristogenesis即Noogenesisぞかくてこそ成る御父と共   (備考:かく考へざれば、ホ氏の「神人共創」論起点明らかならず)

   ホ氏の論「滅して不滅」「て」によりて御子現前を示しおるなり
(備考:”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82]の”and"こそ「神人共創」のキリスト論的起点をホワイトヘッド有機体哲学中に示しおるものなり。重要なり)

   滝沢の原事実がぞ底抜けて天父へ飛翔妻や笑み増し(備考:恩師のインマヌエルの原事実必ず底抜けねば、そのままにては(この世の原点言ふものなる故)絶後の世界(あの世)の救済(父への飛翔)の理持たぬなり。されど恩師、「インマヌエルの原事実にまったく単純に規定されて、彼自身の身は深い低みに置かれており、そこに与えられた聖なる限界の背後に歩み出てさらに深く下降することはできもしないし、またしようともしないのである。』[福岡・創言社、1988年、274頁]との御立場なり。その限り絶後の飛翔に言及なし。「深い低み」の底抜けて「そこに」御子父に向かひ給ふ「共空間」あり、「そこを通じて」祈り給へば、必ず飛翔あり。我妻笑み増し往きし所以なり)

   この世のぞ底原事実言ふべくもあの世往くには底破れ翔ぶ
(備考:ロゴス神学的に言へば、「太初にロゴス在りき」[ヨハネ福音書1章1節第一項]の底に(その内部構造として)「ロゴス神と共なりき(pros ton theon)」[ヨハネ福音書1章1節第二項]控へつつ、父に向けて上向く(と言ふ「一切の底=原事実=の底即ち上なり」)と言ふ徹底的逆理にありて我ら飛翔するなり、思ひ出の一切を主と共に天父に奉献し復活成就するなり。この逆理滝沢原事実論には論及なし)

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延原先生から届いた新たな写真帳(2014年8月16日作成)『信子の表情―田園を背景に<リハビリは祝福のリズムに乗って>God blessed the good day』(豊浦病院・2011年6月〜10年5日)より、歌に添えてはじめから一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第九回です。


       豊浦病院 一階言語聴覚室 2011年6月 
       広瀬言語聴覚士 <御気分はいかがですか>
            信子 <悪ないヨ> 
 

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季節が一歩進みつつあるようですね。今日の神戸は、良い天気のようです。明日の花壇の植え替えの最後の仕上げを、これからいたします。

今日の写真は、昨日チャリンコに乗って行きつけの散髪屋に出かけて、帰途にちょっと立ち寄った「御旅(おたび)公園」などと、昨日の夕陽と共に収めます。

まずは、昨日の夕陽を三枚。

「御旅公園」

ハトたちがベンチに

行き帰りの景色・自転車専用・・など