延原時行歌集「命輝く」(第973回)(夜の猫たち)

             


      延原時行歌集「命輝く」(第973回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(183−8)今日の歌、死のメッセージ二つの歌、本作りの歌、嬉やの歌、個的復活の歌、宝御国にの歌、真理前の歌、笑み増し彫り深しの歌、生活只中の歌、復活省察本の歌、華やぎの歌、卓抜の歌、如何なるかの歌、静々との歌、新しき言葉「祝福」の歌、このところの歌、逆理の歌、仏教的キリスト教の真理の歌、我覚るの歌、祝詞来々の歌、復活真実の歌、久々にの歌、恐るべき無智の歌。(2014年6月1-10)

 
    6月9日
        仏教的キリスト教の真理の歌一首

   なにゆえか我知らざるも真理本上昇続くこれも摂理ぞ(備考:旧著『仏教的キリスト教の真理ーー信心決定の新時代に向けて』京都・行路社、1987年、アマゾン「仏教とキリスト教」カテゴリにて1229点中15位なり)

            我覚るの歌三首

   我覚る御自らを対象と成し給ふ神愛の神なり
(備考:バルト神学ではgegenstaendlich申すなり。「向かひ合ふ」とのことなり。先ず父子向かひ合ひ、次にこの事我ら人に知らせ給ふ事"gegenstaendlich machen"なり)

   この故に我ら自ら対象と成して天父に奉献するも
(備考:我らも"gegenstaendlich machen"するなり。我妻信子の「思ひ出持参奉献」の人生神学の主旨是なり)

   対象や父子間(ちちこあいだ)の事にしてこの間にぞ容るる救ひぞ
   (備考:救ひ勿論「復活」なり)

    6月10
            祝詞来々の歌一首

   我らが書恩師カブほか米友人報せ奉(まつ)れば祝詞来々(備考:カブ先生のご返事これなり:”Dear Toki, thank you for sharing this moving and amazing reflection. Your discovery that the facial expresssion of the body of the deceased can reflect the changing experiences of the resurrected person is wonderful John” 2014/6/10 5:38 我がメール題:”Re: objectively immortal"なり)   

           復活真実の歌六

   復活の真実や我覚りしはただ妻絶後笑み増すによる

   かくて我岸辺立つ主の絶後にぞ在し給ひて妻佑く知る

   ホ氏の言ふ我ら滅して不滅とはこの事なりと心躍るや(備考:”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82] 「て」《and》復活主なり)

   かくてぞや一切万事解除なり一なる主をぞ愛しまつるや
(備考:ヨハネ福音書21章15節「汝我をこれらの物より愛するや」「主よ然り。汝我汝を愛するを知り給へり」)

   復活や他事に非ずや宇宙の主一切事より愛しまつるよ

   我妻や笑み増し往けり岸辺立つ主をぞ愛しつ天父称へつ

            久々にの歌二首

   久々に初夏の眩しき陽の中を我散歩せり妻在天も   (備考:妹背散歩は我ら永年の習慣なりし。今日再開せり)

   妻の笑み米師友にぞ知らるるよノーちゃんあんた有名人や
   (備考:でや。嬉しい嬉しい。父さん、有難うね)

           恐るべき無智の歌二首

   復活を人々未だ知らずして諸多性と取り違へしは恐るべき無智

   この道や先駆ける人信子にてその笑み増しを学びてやこそ



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延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第二十六回です。



    
      「新潟県立リウマチセンター 2011年4月
        夜怖いと言うので「時行」の写真を周囲に貼っている
           信子 <今は父さん居るから怖ない>      」
     
    

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昨日は少し涼しい一日でした。このところコン詰めて進めてきた仕事が一段落、次に向けて節目の時でした。

甲子園も熱戦が続いています。今朝も4試合が始まりますね。時を見つけて今年も甲子園に出かけて、炎天下あのかき氷を・・・。

今日の写真は、食後のぶらり散歩で出会った猫たちです。真っ暗で猫の目だけが光って写っています。