延原時行歌集「命輝く」(第971回)(昨日の台風)

            


       延原時行歌集「命輝く」(第971回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(183−6)今日の歌、死のメッセージ二つの歌、本作りの歌、嬉やの歌、個的復活の歌、宝御国にの歌、真理前の歌、笑み増し彫り深しの歌、生活只中の歌、復活省察本の歌、華やぎの歌、卓抜の歌、如何なるかの歌、静々との歌、新しき言葉「祝福」の歌、このところの歌、逆理の歌、仏教的キリスト教の真理の歌、我覚るの歌、祝詞来々の歌、復活真実の歌、久々にの歌、恐るべき無智の歌。(2014年6月1-10)

    6月8日
       新しき言葉「祝福」の歌十六首

   新しき言葉とは是祝福ぞ天地一切先がけ往くや
(備考:箴言第四条:”Let me say a new word. To say a new word is to put things in order out of chaos.”)

   人如何に悲惨なるとも祝福の主在さざる宇宙あり得ず(備考:祝福の原義これなり:「神は『光あれ』と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。」創世記1章3節熟読参照。原初の反省の日祝されしなり)

   絶後にぞ祝福ありて我妻や笑み増し往けり誠幸なり
(備考:原初の祝福即ち祝福の主絶後に献身[self-dedication]を祝し給ふ)

   祝福や先ず在りてこそ一切や秩序成すなり永久の命ぞ   (備考:エントロピー先ず在るに非ず、祝福なり)

   誠にぞ祝福あるは逆理的妻絶後笑み一書出ずるや

   絶後笑みなくばこの書は出ずるなし妻往きてこそ書それ録すも

   祝福や初めに在りしされどもや祝福の書や妻往きて出ず
(備考:祝福宇宙の常に新しき言葉なるも、太初の言なるとともに宇宙の献身=客体化=祝す言なり)

   我在りて妻の書や出ず理(ことわり)は客体的の不死性なるよ
   (備考:ホ氏の言ふ”objective immortality”なり)

   それにせよ任せる人のありてこそ理成就我(われ)妻の生
(備考:なあノーちゃん、あんた父さんとして今生きとるんやで。そう)

   命とは不思議なりけり個体かや否関係ぞ信頼ありて
(備考:不思議やなあ、ノーちゃん、あんた父さんとして生きとんや。おおきにさん)

   この書のぞ出ずることこそ命のぞ客体化をばしめしおるなり
   (備考:客体化別言すれば献身なり)

   一粒の麦身献ぐや祝福の一書成るなり誠摂理ぞ

   新著出で復活省察喜びや妻笑みと共伝播深甚
   (備考:これBlessing of the good day of self-dedicationなり)

   絶後にぞ笑みあるほどの奇蹟なし祝福充溢我本作る
   かくなれば下巻出してぞそのあとは時行歌集「命輝く」
(備考:連綿とぞや。熱誠の友鳥飼慶陽師歌集テキスト化25冊作成し給ふ。別に延原時行著作集ブログ公開19巻用意し給へり。何たる深切ぞ。感謝無尽も。ぼちぼち単行本化し続け行く所存なり。嬉しも)

   歌と言ふものは不思議ぞ今の事歌へば歌ふほど後に幸(備考:これ我祝福の連繋と言はんも。聴きて深く心に感ずるなり。これ我詠はば:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ。甦ること喜びてこそに究極するが誠なり)



       ♯        ♯


延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第二十四回です。



    
     「新潟県新発田病院 11階展望カフェ廊下にて 2011年4月
           時行 <ハイ、今度はまじめな顔して>
           順子 <ハイ>  信子 <ヘエ>    」
     
    

        ♯              ♯



台風一過、爽やかな風が吹き抜ける気持ちの良い朝です。

遅れていた甲子園の高校野球も、間もなく開会式がはじまりますね。徳島の阿波踊りも・・・・。

各地で台風の被害が出て、帰省の助っ人も朝から汗を出して頑張っておられることでしょう。今回は神戸を直撃したかたちでしたが、無事過ぎ去ってくれて、取り込んでいたものをすべて元に戻し、小鳥もめだかもベランダに移して・・・・。大掃除を済ませて・・・。

今日の写真は、我が家に閉じこもって、嵐の抜けるのを待つ小鳥やめだかたちです。