延原時行歌集「命輝く」(第968回)(七夕灯ろう流し)

             


       延原時行歌集「命輝く」(第967回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(183−3)今日の歌、死のメッセージ二つの歌、本作りの歌、嬉やの歌、個的復活の歌、宝御国にの歌、真理前の歌、笑み増し彫り深しの歌、生活只中の歌、復活省察本の歌、華やぎの歌、卓抜の歌、如何なるかの歌、静々との歌、新しき言葉「祝福」の歌、このところの歌、逆理の歌、仏教的キリスト教の真理の歌、我覚るの歌、祝詞来々の歌、復活真実の歌、久々にの歌、恐るべき無智の歌。(2014年6月1-10)

    6月5日
           生活只中の歌五首

   生活の只中にては近き人いと微細なる助け尊し
   (備考:これとくに内助の功なり。爪切りどこに置きしかな、の如し)

   人誰も礼節助けいずれをも求むるよりも与ふるや道
   妻の笑み微細にしてぞ逆理的如何に我いま助けらるるか

   かく思ひ一歩一歩の人生を歩み往かんも妻書作りつ

   この頃は買い物行くも綿密に見て回るうち案浮かびおる
   (備考:自利利他の案なり)

    6月6日
           復活省察本の歌十二首

   拙新著考古堂さん御来駕もたちまちのうち編集や了(備考:昨日の事なり。拙新著『復活の省察ーー妻と歌う:生くるとは深き淵より共々に甦ること喜びてこそ』上巻:第一部「復活の省察」説教四篇;第二部間奏曲:リハビリ一歩一歩はじめ、リハビリは祝福のリズムに乗ってはじめ;第三部妻と歌う:英文箴言:Songs of Blessing;哀悼歌集「笑み増しに命輝く」;終章まとめの言葉。メール添付で過日草稿ご送付せしもの手に流石柳本雄司会長若き佐々木克氏助手に上巻ご提示あり。「対話・弔文」は下巻プロローグに回し落着、嬉し)

   この気風誠復活顕れぬ上巻編みて下巻もかたる

   草稿を手にし流石や会長氏若き編者と上巻提示

   半世紀思索続けし復活の真理輝く妻笑み増しつ
   これ誠天来恵み言ふのほか言葉なきなり御神御業や

   総体に復活省察人の身で成し得るものにあらざるや実に

   妻の笑みありてこそなり岸辺の主仰ぎ見てこそ我が思索成る

   妻いのちかけてこそ成る一書をば賜物とぞや呼ぶぞほかなし

   賜物と受けつ思索を進むるは人の世に成す御神照明
   本作る父さんやって言ひし妻汝が言の葉を成すぞ嬉しき
(備考:ノーちゃん、本な、超特急で進みよるで。わあ、感激や、父さん、おおきにね)

   復活はこの世の事に非ずしてこの世命に包まるる幸
   包まるる妻笑み増しつ先導す天地一体思索冥利や


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延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第二十一回です。



    
     「新潟県新発田病院 11階展望カフェにて 2011年4月24日
          順子 <コーヒーにミルク入れるネ>
          信子 <サンキュー>       」
    


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大きな台風が神戸に向かって近づいていますが、今朝も夏の日差しがあって、蝉たちも元気いっぱいです。

今日は地元で手作りの「戦争と原爆写真展」を開きます。手持ちの写真集や関係図書を持ち込んで参加しています。

昨夕はこれも地元で、新湊川での「七夕灯ろう流し」があって、ぶらり散歩、夕涼みがてら出かけました。

かつて新湊川はたびたび氾濫して被害をうんでいましたが、いまは見事に整備されて、市民の散歩道として親しまれています。昨年雨で中止になった「灯ろう流し」は、今回はお月さんも顔を出して、老若男女、多くの人々が川沿いに集まりました。

今回の写真は、立秋の日の雲の景色と共に「七夕灯ろう流し」を収めます。