延原時行歌集「命輝く」(第958回)(昨日の夕方の景色など)


      延原時行歌集「命輝く」(第958回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(182−2) 大安心の歌、妻笑みと我の歌、省献の佳き日の歌、今朝の歌、道の歌、大発見の歌、寛ぎの歌、妻と我の歌、妻真面目の歌、復活の雪の歌、妻笑み告ぐるの歌、北越2号にての歌、着きたるよとの歌、今此処の歌、敬和赴きしの歌、信子納骨IXIA!の歌、昼寝の歌、目覚めてはの歌、原事実の歌、瞑想の歌、復活の解の歌(2014年5月21-31)

    5月22日
           今朝の歌二首

   今朝もぞや何やら夢の華やぎて御国賑わひ伝へ来るや

   暖かき雪ぞ降るなり深々と我が心にぞ恵み溢るや

    5月23日
           道の歌十四首

   何故に本作りかく楽しきや復活窮む道ありてこそ

   我妻の絶後笑みたる不思議ほどこの道をぞや示すものなし

   半世紀復活省察書き来り岸辺の主にぞまみゆるは幸
   まみゆるも我妻の笑み示す如人絶後のぞ御国入る間に

   この間ぞや岸辺立つ主の在り給ふ神と共なる道ありてこそ
(備考:ヨハネ福音書1章1節第二項:「言は神と共なりき(pros ton theon)。」

   人絶後原事実在るのみならずその底ありて主ぞ祈り給ふ(備考:原事実の底「言と神との共空間」ありて、かつ底を通じて主の祈りゆくなり)

   その底は主の神と共在り給ふ共空間ぞ飛翔の道ぞ

   かくてこそ人原事実底へ超へ逆転一途天父へ飛翔   (備考:飛翔「主の祈り」なり。ヨハネ福音書17章5節熟読参照)

   これこそや宇宙人生何処にも見ゆる逆説その始めなり
(備考:一切の根底なる御方御神に向かふ御方(注。pros ton theonの《pros》の原意は「向かふ」《gegenueber》なり)なる故飛翔なり、冒険なり、変貌なり、甦りなり)

   主なる道かく逆理にておわす故妻も絶後に笑み増し往けり
(備考:かくて宇宙人生の総体ホ氏言へる如く、”We perish and are immortal.” [PR, 351, 82]なり)

   妻伏して省みてぞや逆理主に見(まみ)へたるこそ称へ天父へ

   実にもこそ妻笑み増しや五態成し主より天父へ召され往きたり

   我妻の甦りしは御旨とぞ御神賜ひし夢ぞ語りぬ   (備考:2014年5月20日朝なり)

   御神の如何ばかりぞや御恵みの広大無辺感謝無尽ぞ


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延原先生から届いた新たな写真帳『表情の信子―友多くリューマチセンターいと楽し』(新潟県リューマチセンター・2011年2月〜2011年6月)より、歌に添えて一枚ずつ順番に収めさせていただいています。今回はその第十一回です。



    
  「新潟県リューマチセンター315号室にて 2011年3月
       見田療法士 <左手もむと痛くないですか>
          信子 <お上手だから、痛くないです>   」



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今朝も空気の気持ち良い日和です。蝉たちも元気のいい声を張り上げています。昨日はかなかな蝉も鳴きはじめていました。

久しぶりに夕方の景色を寫しました。


昨日は昼間、近くの郵便局へ出かけた折に、一斉に百日紅の花が咲き誇っている姿が目に留まりました。