延原時行歌集「命輝く」(第944回)(神戸平野「烏原貯水池」)


       延原時行歌集「命輝く」(第944回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(180−14)基仏箴言の華の歌、フォト通覧と箴言の歌、佳しの歌、華やぎと笑み増しの歌、春の真実の歌、称名思索の歌、延原家墓の歌、神共にの歌、歌の歌、幸せの歌、信子信条の歌、新しき顔の歌、友ありての歌、妻幸無限の歌、良寛禅師と笑みの歌、根源の歌、天父御心の歌、この朝の歌、今日の日の歌、リハビリ一歩一歩の歌、復活神学書き得しもの歌、奉献美の歌、先達の文の歌、不思議にもの歌(2014年5月1−10日)

    5月10日
          不思議にもの歌十三首

   不思議にも我が越後のや在住の思ひ出なるは良寛めぐる

   良寛の最晩年の大変貌学ぶ我見る妻や笑み往く

   禅師のぞ元の誓ひの姿にぞ岸辺立つ主に妻笑むや似る
   (備考:岸辺人生の彼岸と此岸の間なり)

   人生でいと尊きは思ひ出を励みてつくる一期一会ぞ
   我が妻や絶後棺中笑み往けり昨夜夢あり訪ひて笑む
   不思議にも妻来たりしは我が昔住みし家なり伊丹市外城
(備考:この家1960年春類焼にて焼失せり。我が長詩「ヨブに関する若干の詩的断片」に書き止めたる如しなり。拙著『対話論神学の地平ーー私の巡礼のなかから』横浜・春風社、2006年所収なり)

   これなどは如何に妻我が昔のぞ日々味合ふか気持示すも

   人生は即席利益得るよりも思ひ出つくり天父奉献

   そのなかに脈々とぞや人生の実りあるなり忘る莫れよ

   かくて我益々以って復活本力尽くして推敲三昧

   不思議にも天地一枚命なり妻訪ひて夢や真実
   人の世の栄如何ぞ誰や知る天地一枚命しらずば

   天と地のこの一体性嬉しやも今妻はしも霊体一如


         ♯             ♯



昨日はご近所の御ひとり暮らしの方が、ここ数日間お顔をみないということでみなで救急対応、危ないところで助かり、入院をしていかれました。

今日は祇園祭の「宵々山」ですね。神戸も暑くなりそうです。朝から蝉たちの大合唱です。

本日の写真は、3か月も前のもので未掲載のままでしたので、記録としてUPしておきます。自転車と徒歩で30分ほどの散策の場所:平野「烏原貯水池」です。