延原時行歌集「命輝く」(第943回)(第30回星まつりコンサート)


        延原時行歌集「命輝く」(第943回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(180−13)基仏箴言の華の歌、フォト通覧と箴言の歌、佳しの歌、華やぎと笑み増しの歌、春の真実の歌、称名思索の歌、延原家墓の歌、神共にの歌、歌の歌、幸せの歌、信子信条の歌、新しき顔の歌、友ありての歌、妻幸無限の歌、良寛禅師と笑みの歌、根源の歌、天父御心の歌、この朝の歌、今日の日の歌、リハビリ一歩一歩の歌、復活神学書き得しもの歌、奉献美の歌、先達の文の歌、不思議にもの歌(2014年5月1−10日)

    5月9日
             奉献美の歌八首

   ノーちゃんよ本作ってて佳かったなあいちばん近い御方の本よ
   (備考:ほんまにそうや、父さん)

   汝が人生そこに活写の姿あり共に春見し歓び尽きず   (備考:おおきにね、父さん。おおきにね、ノーちゃん)

   我妻と春見るべしと思ひきや命輝く新発田病院
   (備考:復唱)

   我妻の箴言完成偉大なり三十条を天父に献ぐ

   天父にぞ思ひ出献げ宇宙には全体状況成るに至るよ
(備考:ホ氏言へり:”The envisagement of the actual matter of fact which must enter into the total situation which is achievable by the addition of the future" [SMW = Science and the Modern World =, 105])

   実にもぞや神望み給ふ全体の宇宙状況思ひ出加へつ

   この心実在変転天にあり地よりの奉献要するの美よ
(備考:「要する」の一語につきて以下のホ氏の一文熟読参照:"In this Supreme Adventure, the Reality which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance, requires the real occasions of the advancing world each claiming the due share of attention.” [AI = Adventures of Ideas =, 295]因みに、この一文に込められたるは、私見によれば、ホワイトヘッド最深の復活形而上学なり)

   我妻の思ひ出奉献思想には類まれなる美をぞ我見る
(備考:ホ氏形而上学と一致せる「美」なり:”The Appearance, thus enjoyed, is the final Beauty with which the Universe achieves its justification”".” [AI, 295])

   この美にぞ復活世界義認あり妻眼細め往く笑みの如(備考:宇宙の義認とは無限の優しさなり。2010年12月1日救急車に搬入されし時、我妻右眼「瞳孔全開」と宣告されしが、その後翌年2月2日開眼せり。我発句あり:我妻の双眸ひらく春初め 時行。この右眼うっすらと開き御国入りしたること何たる天父の御優しさぞ。ここに宇宙の義認、即ち本懐証明あるなり)

   棺内の我妻笑みを学びつつホ氏哲学を読むぞ嬉しき
(備考:そこに妙なる符合あればや。オーヤー?そうなんやで、ノーちゃん)

    5月10日
           先達の文の歌四首

   先達の実に暖かきお言葉や妻今後とも深く同伴   (備考:小野寺功先生5月2日付の文なり)

   我が歌に笑み言ふ言葉出ずるほど大きな救ひあることぞなき

   今までの来歴をぞや省みて妻と称名深く胸沁む
(備考:「我妻とインマヌエルアーメンと唱ふるほどの喜びやなし」の我が歌のこと言はるるなり)

   西田から聖霊神学世紀のぞ扉開くと言ふ書上梓と



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ワールドカップ勝戦がおわりました。俄かサッカーフアンですが、今朝は寝床から朝食・洗濯しながらの観戦で・・・。

神戸は朝から雨模様で、ベランダに吊るした洗濯物は、やはり部屋の中へ・・・。


今回の写真は、「イーグレひめじ」地階ホールでの「第30回星まつりコンサート」のものです。

版画家の岩田健三郎さん・陶芸家の岩田美樹さんご夫妻とそのご一家のコンサートです。

上の版画は、会場のホール前に掲げられている岩田さんの大作です。
地元姫路出身で若き日よりずっと姫路(姫路城はもちろん姫路の路地裏の隅々まで)を彫り続けた岩田さんならではのものです。

毎年この時期に、姫路市内で開催されてきたこのコンサートは、岩田夫妻の御友人で劇団プロデュース・Fの木谷典義さんと小林みね子さんはじめ、照明や音響などのスタッフの協力があって、毎回新しく変化のある見事な仕上がりとなっています。

30年間、みな同じスタッフというのも驚きです。

上の写真のおふたりは、左が木谷典義さん、右が岩田健三郎さんです。

ひょんなことから、岩田さんのまだおひとりだった頃からのお付き合いですが、美樹さんとの御結婚、そして御嬢さん・愛子さんのご誕生と・・・。

このコンサートは30回ですから、愛子さんが生まれたあとすぐに始まっています。

愛子さんはいま写真家として活躍中ですが、すでに素敵な御方と結婚をされて、いま保育園児の御長男(実くん)があって、全員でコンサートの舞台に登場されていました。

今回は特別ゲストに口笛世界一を競う大会で第一位の受賞に輝く地元姫路の若い男性の方や古くからの友人の手品師の方や・・・。