延原時行歌集「命輝く」(第932回)(阪神甲子園球場プロ野球観戦)


       延原時行歌集「命輝く」(第932回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(180−2)基仏箴言の華の歌、フォト通覧と箴言の歌、佳しの歌、華やぎと笑み増しの歌、春の真実の歌、称名思索の歌、延原家墓の歌、神共にの歌、歌の歌、幸せの歌、信子信条の歌、新しき顔の歌、友ありての歌、妻幸無限の歌、良寛禅師と笑みの歌、根源の歌、天父御心の歌、この朝の歌、今日の日の歌、リハビリ一歩一歩の歌、復活神学書き得しもの歌、奉献美の歌、先達の文の歌、不思議にもの歌(2014年5月1−10日)

    5月1日
            佳しの歌十六首

   人にとり思ひ出とはぞ何なるや悲惨の日々に神いますほか

   我にとり妻落ちし時手のうごき見しことほどの驚きぞなき
(備考:以来我我妻神のメッセンジャーなりと確信す。この経験ありて2014年3月11日の絶命も御業なりと了解せしなり)

   ありありと示されしなり妻の手の動きて棚の本引くや神

   此度もぞ一瞬にして妻逝きし後に我見し棺中の笑み   (備考:何たる驚嘆すべき御業ぞ)

   この人は時に適ひて驚きを我が人生に持ち来たりしよ
   (備考:驚き奇蹟[Wonder]なり)

   その奥に静々とゆく御神の巨きなるわざ見し我なりき
   世の人は果敢無しなどと言ふなれどとてもや無味の言の葉受けず

   人生は力動なるよ脈々と御神はたらきなき処なし
   (備考:果敢無きどころの騒ぎに非ず)

   御働き見ざる人方人生を我がはたらきで満たさんと欲す
   たとへ人原事実など語るやもそれ動かざる論ならば寒し(備考:原事実論根源論にして根源そのものに非ず。根源は根源破りて天父へと飛翔す)

   人生はいと熱きもの今日も胸暖かき雪降りしきるなり

   我妻の思ひ出奉献思想ほどこの世超ゆるの真実知らず

   何にせよ思ひ出天父達すまで人の命の成ることぞなき
   (備考:でや、ノーちゃん。そう)

   人やがて如何な論評下せやも皆残らずや逝くものぞかし

   しからばや論評でなし生身がや思ひ出と共天父往く佳し

   往きしなら霊体拝受妻は今果敢無しなどは超へ裸堂々
   (備考:我に於きてなり)



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延原先生より2014年6月15日作成の2冊目の新しい写真帳「信子と草創敬和―−Cal San Bernardino Grand Canyon 新発田<1992〜1995>」(25枚)をお送りいただき、歌に添えてこの写真集の最初から二枚ずつ収めています。今回はその十二回目・最終回で三枚です。



「1994年12月23日 新潟県水原の瓢湖にて(シベリアからの白鳥が飛来して有名)
   延原信子 白鳥を見詰る
     <父さん、白鳥よりもカモが多いヨ> <ほんまや>  」



「1994年12月23日 新潟県水原(すいはら)の瓢湖にて
  延原信子 <白鳥も遠いシベリアから旅して来るんやねぇ、父さん>
        <そういうこっちゃ>   」



「1995年8月8日 California State University San Bernardino
   敬和学園大学夏期短期留学引率 Library の前にて
           延原時行   」



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上記のように歌に添える写真はとりあえず今回で終わりましたが、新著『復活の省察ー妻と歌う』の下巻の収められる予定の新しい写真帳を作成されて、いずれこちらへお送りいただくはずですので、あらためてまたそれらを歌に添えて収めてまいります。


明日からは漸く梅雨らしい天候になるようですが、今朝は何か秋のような朝で、昼間は真夏のような暑さになって、夕立もあるかもしれないようです。連日水遣りが必要でしたが、さて恵みの雨がありますかどうか・・・。


今回も「阪神甲子園球場プロ野球観戦」の未掲載分を撮影順に収めます。