延原時行歌集「命輝く」(第931回)(阪神甲子園球場プロ野球観戦)


       延原時行歌集「命輝く」(第931回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(180−1)基仏箴言の華の歌、フォト通覧と箴言の歌、佳しの歌、華やぎと笑み増しの歌、春の真実の歌、称名思索の歌、延原家墓の歌、神共にの歌、歌の歌、幸せの歌、信子信条の歌、新しき顔の歌、友ありての歌、妻幸無限の歌、良寛禅師と笑みの歌、根源の歌、天父御心の歌、この朝の歌、今日の日の歌、リハビリ一歩一歩の歌、復活神学書き得しもの歌、奉献美の歌、先達の文の歌、不思議にもの歌(2014年5月1−10日)

    5月1日
          基仏箴言の華の歌三首

   我妻は基仏教にぞ卓抜の理解示せり箴言の華(備考:延原信子英文箴言この故に重要なり。闘病中に作りし故人々十分にこれ知らず。されど傑作なり)

   基教には智者ならずとも智慧世界知る道やあり信の極意ぞ
(備考:これ知的快癒の素なりき:"I am not a philosopher; but I know the philosophical world. This is the core of Christianity.” 箴言第二、三条なり)

   俗世に我や住する者なれど聖世界にぞ祝さるるなり
(備考:生死即涅槃の事なり。この思ひ信子の闘病生活の精神的活力の素なりき。「祝福」の一語革命的語感ありき。思ふに、それこの世超へて命成就する意味帯したる故なりき。この世でだけの祝福あるなし:”I am living in the secular world. And yet I am blessed by the sacred world. Is this strange? No, not at all. It is quite normal in Japan, because Japanese society is very much influenced by the Buddhist wisdom: samsara is nirvana.” 箴言第七条)

          フォト通覧と箴言の歌五首

   フォト通覧如何に大怪我妻越へし我噛み締めつ御恩寵謝す

   何処にも苦闘の蔭に箴言のうたぞ息吹きて生き抜きし妻
(備考:2011年3月9日より9月10日延原信子英文箴言完成。それ以後毎日復唱せしなり)

   妻の言ふ思ひ出実にも闘病の秘儀箴言の息吹く日々のぞ
   箴言ぞ発酵したる時ありて突如笑む妻つと諧謔
   箴言ぞ命逆理をえぐりてぞ提示せるもの諧謔生むも
   或る日妻おじいさんはや洗濯にとか言ひつおばあさんはやリハビリと消ゆ(備考:周りに爆笑一斉。我リウマチセンター洗濯室に向かひたる時、療法士さんとリハビリ室に行かんとしてこの冗句言へり)



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延原先生より2014年6月15日作成の2冊目の新しい写真帳「信子と草創敬和―−Cal San Bernardino Grand Canyon 新発田<1992〜1995>」(25枚)をお送りいただき、歌に添えてこの写真集の最初から二枚ずつ収めています。今回はその十一回目です。



「1994年8月14日 Grand Canyon National Park にて
   延原時行   (少し寒くなって来た。)
   <すましちゃったりして> <まあね>   」


「1994年8月7日 ホストファミリーのホームにて
   延原信子  敬和生と共に
 <クラスが終わったら> <グランド・キャニオン楽しみーイ> 」 



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延原先生の新著『復活の省察ー妻と歌う』も順調に仕上がりが近づいています。日々の新しい歌と共に、省察の飛躍的な進展があり、当方までが祝杯を挙げております。いずれこのブログでも登場して参ります。


今年は梅雨らしくない6月でした。この近辺はまだ蝉の声も聞こえてきません。昨日も水を求める中庭の花壇の草木に、たっぷりと水遣りをしましたが、今日も神戸は30度の予報で、雨はなさそうです。

愈々7月、今年も今日から京都の祇園祭が始まります。若き日の京都の夏を想い起します。

夏の高校野球の地方大会もちらほら始まっているいるようですね。今日の写真も「阪神甲子園球場プロ野球観戦」です。撮影の順番に並べて見ます。