延原時行歌集「命輝く」(第928回)(神戸・須磨の海)


        延原時行歌集「命輝く」(第928回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(179−12)笑み増しの歌、喜びの歌、思ひ出作りの歌、道の歌、随順の歌、思索の歌、天地喜びの歌、復活立証の歌、甦りの歌、二度の歌、命歌の歌、予兆の歌、歌ある日の歌、天地一体の歌、古希の笑み讃歌、驚くもの歌、成るの歌、在共空間の歌、朝の歌、幸せの歌、我妻人生不思議の歌、怪我の功名の歌、学べりの歌、延原信子復活歓びの歌、佳き日々の歌、我が復活思索の歌、笑み無尽の歌、時の歌、春一歩一歩の歌、箴言の歌、笑みて往かんもの歌、笑み増し五態省察の歌、妻思ひ出作り往くの歌、学ぶ時の歌、新しき朝の歌、托すの歌 (2014年4月21−30日)。

    4月29日
           箴言の歌十首

   激動の三年有余妻と我ただ箴言を磨きてぞ生く
   箴言に妻の天啓記されし怪我の中にぞ祝福観たりと
(備考:”God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.”箴言第一条なり)

   誠にぞ知者に非ずも知恵の国入れらるること信の不思議や
(備考:かくて信子詠ひし:”I am not a philosopher; but I know the philosophical world. This is the core of Christianity.” 箴言第二、三条なり)

   箴言を作り始めて溢れしは感謝の心神に我にと
(備考:我時行になり:"My mind is always in peace thanks to your great encouragement, help, and thoughtfulness."箴言第五条なり)

   箴言を怪我せし我に勧めるは父さんだけや妻感涙す

   奇蹟とはこの事なるか英文で心綴りし時に知恵出ず

   最高の傑作なるよ七条は西田哲学粋描きたり
(備考:"I am living in the secular world, and yet I am blessed by the sacred world. Is this strange? No, not at all. It is quite normal in Japan, because Japanese society is very much influenced by the Buddhist wisdom: samsara is nirvana.”西田言ふ「生死即涅槃」簡潔なる英文にて見事描出せるや。脳挫傷により脳機能の減退あるにもかかわらず、それを物ともせず、英文書きたるを、絶対矛盾的自己同一と捉えたるなり。ただし、妻の場合、顕著なるは"I am blessed."の感動なり。これ基礎的体験なりし。2011年3月9日新潟県立リウマチセンターにて春の陽光に接し感動し”God blessed the good day.”と書きし以来。

   信子には光体験ありたるよ実に使徒パウロ主見たる如
(備考:それほどの感動なりしと我に常に述懐したるなり。そやなあ、ノーちゃん。そやで、祝福の感動や)

   英文で書きしこと是脳挫傷うらかきてぞや箴言磨く

   なににせよ箴言ほどの薬なしめきめき腕を挙げ三十条

           笑みて往かんもの歌八首

   復活の信子様汝(なれ)悲惨越へ生き給ふ今晴朗なるや気分香し

   笑み増しの我が信子様有難うひとの心に笑み与ふ汝(なれ)

   昨日も文来たり褒む汝(な)が笑みぞ神の祝福称へ往きしと

   信仰を持ち生くるほど幸ひの一生ぞなき教へられしや
   (備考:伊丹教会教友東海林恭子氏一文なり)

   ノーちゃんよ汝(な)が笑み増しの御国入りひとの心に歓びや成る

   我や知る汝(な)がいや果ての幸のほど溢れたるなり笑み往けるまで
   父さんよ今一番の幸せや汝(なれ)その言葉笑み増し示す
   (備考:如何に尊き)

   御神の祝福あれば天がける汝(なれ)教ふ如笑みて往かんも


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延原先生より2014年6月15日作成の2冊目の新しい写真帳「信子と草創敬和―−Cal San Bernardino Grand Canyon 新発田<1992〜1995>」(25枚)をお送りいただき、歌に添えてこの写真集の最初から二枚ずつ収めています。今回はその八回目です。



「1994年8月14日 広大な Grand Canyon National Park を背景にして
  延原信子 <暑い暑い>  」


「1994年8月14日 Grand Canyon National Park Entrance 
  信子 時行  敬和生と共に
   <斉藤君、女性群元気ね> <ソウデスネ>  」



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上の写真はいまから20年前のものですね。信子先生はまだ50歳、敬和の学生たちは敬和を飛び立って、いま第一線で活躍中です。

一枚一枚の写真が、いつも何かをいまも告げているようで・・・。


梅雨入りをしながら、中休みが続いています。ようやく梅雨前線が近づいて、6月も終わりになって、これから梅雨らしくなりそうです。

やはり梅雨の季節は、うんと梅雨らしくありたいですね。
しかしどうもこのところ、季節のうつろいが、いつものようでないようで・・・いけませんね。


今日の写真も未掲載の「神戸・須磨の海」です。神戸はすぐ近くに山があり海があり、いいですね。