延原時行歌集「命輝く」(第924回)(神戸・湊川神社境内)


      延原時行歌集「命輝く」(第924回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(179−8)笑み増しの歌、喜びの歌、思ひ出作りの歌、道の歌、随順の歌、思索の歌、天地喜びの歌、復活立証の歌、甦りの歌、二度の歌、命歌の歌、予兆の歌、歌ある日の歌、天地一体の歌、古希の笑み讃歌、驚くもの歌、成るの歌、在共空間の歌、朝の歌、幸せの歌、我妻人生不思議の歌、怪我の功名の歌、学べりの歌、延原信子復活歓びの歌、佳き日々の歌、我が復活思索の歌、笑み無尽の歌、時の歌、春一歩一歩の歌、箴言の歌、笑みて往かんもの歌、笑み増し五態省察の歌、妻思ひ出作り往くの歌、学ぶ時の歌、新しき朝の歌、托すの歌 (2014年4月21−30日)。

    4月26日
            在共空間の歌十二首

   軽(かろ)しとぞなべて我知る正にぞや妻笑み増して往くぞ麗し

   笑み増すは約束信じ往く姿父子間(あいだ)に容れらるるほどに
(備考:「すなわち、彼らをもわたしたちのうちにおらせるためであります。」[ヨハネ福音書17章21節])

   救ひとは父子の間(ま)にぞ容れらるる幸にこそ在り在共空間

   かしこにぞ人導くは復活主共空間や慕はしきかな

   正にぞや妻欣求せし思ひ出の奉献や行く在共空間

   笑み増しや共空間に飛翔のぞ望みひたすら託すものなり

   我妻よ汝(なれ)飛翔せば我今や思索尽くして飛翔追はんも
   実に誠汝(な)が笑み増しぞいと奇しき我が思索のぞ導きなるよ
   (備考:おおきに、父さん。おおきに、ノーちゃん)

   かく書けば暖かき雪心にぞ降りしきるなり恵みおとずれ

   この世のぞ只中にぞや汝(なれ)笑みつ輝きてこそ御国入りたり

   御国にとて共空間のほかになし昇り給ふは主の祈りなり(備考:共空間そのものとそこを通る主の祈りとは区別されつつ統合さるるなり)

   まさしくや主の祈りにぞ運ばれて汝(な)が思ひ出の奉献や成る

             朝の歌三首

   久方の春の陽のどか燦々と我が居間にぞや射し来たる朝

   この如き静かなる時来るとは思ひもせざる三年有余
   天がける妻のいのちの御国入り我祝ひてぞ思索一心

            幸せの歌十二首

   嬉しやも最高の幸我妻よ感ぜしままに笑み増し往けり

   「幸せや父さんが皆やってくれる」この言の葉や我が宝なり

   今や我汝(な)が笑み見つつひたすらに復活省察続けおるなり

   今までに思索及ばぬ秘儀世界開示されつつあるや歓び
   ことにぞや共空間の秘儀たるや父子(ちちこ)道にて命なりけり(備考:「言は神と共(pros ton theon)なりき。」ヨハネ福音書1章1節第二項熟読参照)

   この命新しき体(たい)与ふなり使徒信条の「からだ復活」
   (備考:我これをRe-embodiment[再体化]言ふなり)

   復活の体(たい)や地上のからだ去り思ひ出奉献欣求妻受く

   このからだ謝して我妻嗣業受く主の仰せあり「我が羊飼へ」   (備考:この命(めい)や仏教では「衆生無辺誓願度」なり)

   永世は神と共なるはたらきぞホ氏これをぞやCo-creation[共創]と呼ぶ(備考:”His/Her true destiny as co-creator in the universe is his/her dignity and his/her grandeur.” in: Lucien Price, ed., Dialogues of Alfred North Whitehead, London: Max Reinhardt, 1945, p. 366.)

   幸せは究極者のぞ姿にや変へらるること笑み増しの如(備考:仏教の良寛禅師も詠ひしや:我が後を助け給へと頼む身は元の誓ひの姿なりけり)

   この世をば生き過ごしつつそのままで在らんと願ふあるまじきごと

   この世のぞ幸なべてやも過ぎ行かん変貌をぞや願ふべしやも

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今回も多くの歌を収めましたが、これらは「4月26日」に詠われたもので、まとめて並べて置きました。いつも「朝のことば」としてばかりではなく、毎日幾たびもこれに目を通すことができるのも嬉しいことです。

昨日も「新しい歌」がたっぷりと延原さんのメルマガ「風の便り」で届きました。驚くばかりです。くわえて当方へは特別に、「新しい歌」の見事な解説をお電話で届けていただけるのですから・・・。


延原先生より2014年6月15日作成の2冊目の新しい写真帳「信子と草創敬和―−Cal San Bernardino Grand Canyon 新発田<1992〜1995>」(25枚)をお送りいただき、歌に添えて最初から二枚ずつ収めています。今回はその四回目です。



「1993年8月 Grand Canyon にて 
  敬和生と共に  時行   」


「1993年8月 Los Angeles Airport 食堂にて
  ホストファミリーと共に
  延原信子    敬和生・飯沼正志君  」



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日曜日の朝、神戸は雨です。草木には恵みの雨です。

明日の月曜日は朝7時から、神戸YMCAの礼拝堂での神戸朝祷会のスピーチがあって出かけますので、ブログはお休みになります。神戸朝祷会にはこれまでも幾たびかでかけていますが、今回は久しぶりです。祈祷と朝食を共にして語らいを楽しみ、それぞれに一日の仕事に散っていきます。


昨日は週日の缶詰の会議でしたが、昼食休憩の寸暇を、会場のすぐ隣にある「湊川神社」の境内をぶらり散歩しました。

いつもは正面から入ってその景色を寫して、ここに何度も収めましたが、今回は結婚式場のある西側入り口から入って、はじめて本殿の両側奥の場所まで足を運んでみました。綺麗な巫女さんとも御挨拶をしたりして・・・。

新婚さんの晴れ姿やお祝いに駆け付けた若者たちの華やいだ姿なども・・・。

湊川j神社にも、三宮の生田神社の「生田の森」にも負けないような、豊かな森もありました。