延原時行歌集「命輝く」(第921回)(神戸・須磨の海)
延原時行歌集「命輝く」(第921回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(179−5)笑み増しの歌、喜びの歌、思ひ出作りの歌、道の歌、随順の歌、思索の歌、天地喜びの歌、復活立証の歌、甦りの歌、二度の歌、命歌の歌、予兆の歌、歌ある日の歌、天地一体の歌、古希の笑み讃歌、驚くもの歌、成るの歌、在共空間の歌、朝の歌、幸せの歌、我妻人生不思議の歌、怪我の功名の歌、学べりの歌、延原信子復活歓びの歌、佳き日々の歌、我が復活思索の歌、笑み無尽の歌、時の歌、春一歩一歩の歌、箴言の歌、笑みて往かんもの歌、笑み増し五態省察の歌、妻思ひ出作り往くの歌、学ぶ時の歌、新しき朝の歌、托すの歌 (2014年4月21−30日)。
4月23日
二度の歌四首
生涯に二度我叫ぶこれ現実か妻手術折事切れし折
されど二度御声静かに与へらる妻手のうごき棺中の笑み
(備考:手のうごき手術に先立てり。その意味後に妻の箴言第一条[2011年3月9日]に示さる:God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.)
妻誠メセンジャーなるや天来の心底よりぞ我信じたり
普通ならあるまじき事あり得るを粛々と往くこれメセンジャー
命歌の歌八首
看病時苦しきはこれ人黙すことりとでもや何か言はぬか
(備考:故に我詠ひぬ。これ命なりけり)
されど今妻棺中に笑み往きて人如何にあれ歓喜満々
我が歌は悲惨中にぞ聴き得たる御声静かに綴りたるもの
これやこれ歌人たるの務めなり悲しき事に歌ある詠ふ
而してぞ歌ある歌は何なるか実に甦りのぞ歓喜なるなり
この世はぞ過ぎ去り行きて命世に包まれ往くよ命歌なり
かにかくに人は言ふとも命世に包まれ往くやなべて歌なり
(備考:御国命世なり)
その歌の顕れたるや我妻の笑み増しにしてこれ歌の歌
予兆の歌一首
我妻の三年有余嫁帰り笑み増し奇蹟予兆なりしも
歌ある日の歌六首
論評のある人こそは人助くなき人はぞや助けぬ如し
(備考:比較的に申して、欧米の友人心に響く論評佳し。日ノ本に適切論評少なし。人々ただ黙して暮らしおるが如し。されど大和の麗しきは古より歌なり。ただ人々歌心忘れしのみぞ。歌心取り戻さんか、日ノ本米韓中を置き去りにせる程栄へんとは我が深き確信なり。この心よりして我一書『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』書けりとは、論評「『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』に寄せて」全国良寛会会報「良寛だより」第144号、平成26年4月1日刊に述べしところなり。面白きははホ氏歌分かる人なり。ほのぼのと無者越後来て開眼すホ氏と良寛風の神学 時行)
論評も歌心をも打ち忘れ大和言葉を知らぬ日ノ本
歌詠めば人の心を助くべし歌なきはただ襞なきの日々 (備考:心の襞に歌住むなり。ああ主よと祈るごとし)
人の世は歌ありてこそ御国へと繋がり往くよ歓喜歓喜と
歌なきは現世(うつしよ)渡り心閉じただ眺めおるその日その時
歌あるは御国往く幸如何にぞや悲惨ありとも笑み零れつつ
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昨日延原先生より6月15日作成の2冊目の新しい写真帳「信子と草創敬和―−Cal San Bernardino Grand Canyon 新発田<1992〜1995>」(25枚)が届きました。早速今回よりこの写真帳より歌に添えて二枚ずつ収めて参ります。
「1992年9月20日 延原信子 於Los Angeles Airport
15年の滞米ののちに日本帰国決心せり 時行の敬和の仕事に確信あり
「佳いとこみたい」」
「1992年9月20日 At Los Angeles Airport
延原時行「さあ、ノーちゃんも帰国。いよいよ敬和に力入れるぞお」」
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今朝は涼しくて爽やかな日和です。小鳥もベランダに出て、瀬戸内方面を眺めて、喜んで鳴いています。
昼間、行きつけの散髪屋さんへちゃりんこで・・・さっぱりしてくる予定です。
今回の写真は、神戸・須磨の海です。「旧和田岬灯台」や松林とともに。