延原時行歌集「命輝く」(第905回)(5月17日の須磨離宮公園・Rose Festival)


       延原時行歌集「命輝く」(第905回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(178−5)我妻笑み五態の歌、言葉なしの歌、クラクフ論文推敲の歌、思ひ出作り宇宙の歌、桜花の歌、我妻よの歌、笑み増しの歌、始めの歌、笑み御国仕事の歌、偉大なりの歌、哲学的に理解したる主の祈りの歌、昨日はの歌、朝夢やの歌、快活にの歌、恵み御配慮謝する歌、幸せの歌、看病時の歌、名声とみにの歌、日々仕事の歌、春の歌、学ぶ人の歌、復活論ずの歌、新ページ開きたりの歌、きずきたる事の歌、雄鹿再来の歌、絶頂の時の歌、ノーちゃんよの歌、万事華やぐの歌(「ラザロのための祈り」再読)、主の祈りの歌、奇蹟なりけりの歌、笑み増し素晴らしの歌、応作如是観の歌、新宇宙論の歌、又夢にの歌、妹背心の歌、原決定の原生起と妻の歌、幸せの歌、記念の歌、我妻の信の歌、延原信子物語の歌、思ひ出の歌、心に熱き雪の歌、基本基準の歌、変貌の歌、何とかなるの人の歌、妻不思議なりの歌、大変貌の歌、復活の歌、友ありてこその歌、皆は皆やの歌、復活の家にての歌、豊浦病院の頃の歌、三著目次作成の歌。(2014年4月11−20日

    4月13日
           快活にの歌四首

   我妻は頭打ちてぞ快活に成りて思ひ出作り始めし

   三年余英文箴言作りては朗々と復唱毎日日課なりけり

   今にして確認嬉れしこの詩文格調高き思想盛りたり

   これほどの思ひ出の文又となし英文簡潔思想深甚 

            この家の歌四首

   ノーちゃんよこの家建てて良かったなあほんま良かった在宅便利   (備考:在宅介護のことなり)

   あんたには最高便利快適ね加茂のアパートではねえ一寸
   ストーブを冬はふんだん夏にはぞクーラー全開これ病院や

   昨夏にはOxford講演秋にはねThe Common Good Awardやよかったなあトキ   (備考:トキ=時行の家庭内愛称なり)

   ノーちゃんの箴言本を出そやない有名なるのん好きやねんノるん
   (備考:ノるん=信子の家庭内自選愛称なり)
 

          恵みの御配慮謝する歌五首

   落ちし後三年有余御神の恵み御配慮いただきし哉(備考:6%の生存率の宣告執刀医の渡辺徹ドクターより受けたる妻なりしなり。かくも元気に暮らせるはひとへに御恩寵なり。妻の生涯の望み「思ひ出作りーー棺が焼けても天父の許に持参したし。」かくして実現せり)

   嬉しさに妻棺中に笑み増しをひそと示しぬ生涯の果て

   かくてぞや延原信子生涯や笑み増しとぞや覚えらるるよ

   人として生まれて生きて往く日まで笑みの増し往くほどの幸なし

   御神よ感謝無限に存じます笑み増し往きし妻や御許に

            幸せの歌五首

   この世にぞ如何な幸せあらうとも笑み増しほどの幸ぞ無きなり

   三年余我汝(なれ)看病ありてこそ妹背幸せ極みなりたり

   世の中の幸せ如何にあらうとも悲惨只中主ますほどなし

   主ます故棺中にても笑みこぼる我妻の幸御国入りぞや

   御国入り我妻やなお笑みこぼる朝夢にこそあばばばばばば
   (備考:あばばばばばば=Abbaーーーーー)



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 歌に添えて延原さんの手になる新しい写真帳「寛ぐ:在宅介護(2011年暮〜2013年春・寛ぎと華やぎの日々)」より順番に二枚ずつUPしていますが、今回は7回目です。



「2013年4月 延原信子 御幸町自宅介護 大島誠雄療法士(北越病院)訪問介護 座位のれんしゅう」


「2012年2月 御幸町の家 雪の頃」


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 延原さんは、三木市金剛寺霊園における納骨式のあと、昨夕新発田に帰宅まで、ゆっくりと寛いだ時を過ごしてこられたようです。新しい歌もいっぱい溢れ出ていることでしょう。

 ところで本日より新しい月・6月初日の日曜日です。
 日曜日は週の初め、心身をやすめて天与の糧をいただく大切な時ですね。

 今日の写真は少し前のもので、5月17日の須磨離宮公園・Rose Festival の続きです。

 このときは「カキツバタ」が美しく咲いていました。