延原時行歌集「命輝く」(第904回)(「三方五湖」最終回)


      延原時行歌集「命輝く」(第904回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(178−4)我妻笑み五態の歌、言葉なしの歌、クラクフ論文推敲の歌、思ひ出作り宇宙の歌、桜花の歌、我妻よの歌、笑み増しの歌、始めの歌、笑み御国仕事の歌、偉大なりの歌、哲学的に理解したる主の祈りの歌、昨日はの歌、朝夢やの歌、快活にの歌、恵み御配慮謝する歌、幸せの歌、看病時の歌、名声とみにの歌、日々仕事の歌、春の歌、学ぶ人の歌、復活論ずの歌、新ページ開きたりの歌、きずきたる事の歌、雄鹿再来の歌、絶頂の時の歌、ノーちゃんよの歌、万事華やぐの歌(「ラザロのための祈り」再読)、主の祈りの歌、奇蹟なりけりの歌、笑み増し素晴らしの歌、応作如是観の歌、新宇宙論の歌、又夢にの歌、妹背心の歌、原決定の原生起と妻の歌、幸せの歌、記念の歌、我妻の信の歌、延原信子物語の歌、思ひ出の歌、心に熱き雪の歌、基本基準の歌、変貌の歌、何とかなるの人の歌、妻不思議なりの歌、大変貌の歌、復活の歌、友ありてこその歌、皆は皆やの歌、復活の家にての歌、豊浦病院の頃の歌、三著目次作成の歌。(2014年4月11−20日

    4月13日
        哲学的に理解したる主の祈りの歌十首

   主イエスのぞ祈りは原初栄光を華やがしめよ我が父よとぞ
(備考:ヨハネ福音書17章5節:「父よ、世が造られる前に、わたしがみそばで持っていた栄光で、今御前にわたしを輝かせて下さい。」熟読参照。この聖書箇所は『主の祈り』の原型原典なりとは我が神学的発見なり。拙著『宇宙時代の良寛ーーエコ神学者トマス・ベリーと共に』新潟・考古堂書店、2013年132−133、139−140参照)

   従ひてナザレのイエス出現でイマヌエル成るとイエス語らず
(備考:滝沢克己その師カール・バルトの言ふ「永遠のロゴスのナザレのイエスにおける受肉によりてインマヌエルの原事実設立されし」との見解批判したり。原事実イエスに先行す、との確信よりしてなり。ところで、右の見解イエス御自身にはなきこと甚だ重要なり。この事論者達論ぜざるも) 

   然れども主イエスの祈り原初栄華やがしめよと根源視排す
   根源の根源ままの覚りとはちと相違せりイエス観点

   元々は祈り言ふもの物事を変化に向けて欣求せるもの

   しかもぞや変化ぞ御子と天父との間の冒険復活出ずる

   これこそや我妻の笑み包みてぞさらに増しゆく促せる場ぞ
   我妻の笑みの含むは何あらう思ひ出作り天父奉献

   ここでちと面白き事思ひ出奉献ホ氏諸多性や
(備考:重要テキスト:”In this Supreme Adventure(祈りと読め), the Reality (原事実と読め)which the Adventure transmutes into its Unity of Appearance (復活と読め), requires the real occasions of the advancing world each claiming its due share of attention (諸多性なり。即ち信子の言ふ「思ひ出作りの種々相」これなり)”(AI, 295).

   これらこと原事実論無縁なりそこに復活なきが故なり
(備考:原事実が原事実のまま止まるならば、而してそのことを覚ることが恩師滝沢克己の言ふように、仏教の覚り、キリスト教の信ならば、その世界に復活在ることなし、祈り(ことに主の祈り)も在ることなし。インマヌエルの原事実の変転(transmutation)在りてこそ、復活あるなり。ここにて冒険(即ち宇宙的主の祈り)重要なり)

            昨日はの歌一首

   昨日は久方振りに肉じゃがを作りて食す美味なりにけり

            朝夢やの歌二首

   朝夢やあばばばばばば妻交信幸せ響き心地よきかな
   (備考:あばばばばばば=Abbaーーーーー)

   ノーちゃんよ分かった十分御国にて幸せなりと便り有難う



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 歌に添えて、5月22日作成の新しい写真帳「寛ぐ:在宅介護(2011年暮〜2013年春・寛ぎと華やぎの日々)」より二枚ずつUPしています。今回は六回目です。



「2013年4月 延原信子 於御幸町の家 ベッドから座位へ 大島誠雄北越病院療法士の訪問リハビリ」


「2013年4月 信子散歩 左は新発田第一中学 グラウンドの桜 大島誠雄北越病院療法士」


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 月末の土曜日、快晴の朝です。食事・掃除のあとたっぷり洗濯をして・・・。楽しみのブログをUPして、さていざ、本日のひと仕事!!

 今日の写真は、5月21日に出かけた「三方五湖」の最終回です。