延原時行歌集「命輝く」(第899回)(名勝三方五湖:若狭湾国定公園・梅丈ケ岳)
延原時行歌集「命輝く」(第899回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(177−14)示すの歌、変貌系譜に入るの歌、三段階の歌、妻奇蹟の歌、静中動なる御神称ふの歌、将にの歌、日々奇蹟の歌、妻の幸の歌、不思議なりの歌、ノーちゃんよの歌、この朝の歌、今にしての歌、幸せの雪の歌、称ふべしの歌、梅も桃も綻びての歌、我が歌の歌、妹背会話の歌、全快の歌、延原信子一生の歌、語りしの歌、信念の人信子の歌、思ひ出奉献の場即復活の歌、命の歌、麗しき哉の歌、我妻よの歌、何故にの歌、岸辺立つ主よの歌、一瞬の歌、復活の歌、人すべての歌、イエス出現主旨の歌、即座の歌、訊き給ふの歌、我妻よの歌、時々にの歌、往きし人と次ぐ者の歌(2014年4月1−10日)
4月10日
即座の歌八首
思ひ出や完結の時来らばや天父の御座に即座持参ぞ (備考:これ人生の終局的意義なり)
即座ほど我妻のぞや体もて教へし事ぞなかりけりなり
世間をば基礎観点としたらばや逝く人なべて果敢無しと見ゆ (備考:これ悲観論の見地なり)
されど見よ逝く人実にも往く人ぞ岸辺立つ主と笑みてぞ渡る
(備考:渡るとは天父御座へなり)
裏を見せ表を見せて散る紅葉残る紅葉も散る紅葉とぞ
(備考:良寛詠みしや。これ世間智を禅師諌めたるなり)
裏とぞは悲惨の底に主ますこと表ぞ悟り往く微笑なり
さながらや摩訶迦葉(まかかしょう)のぞ拈華微笑(ねんげみしょう)浮かべて妻は御国入りたり
(備考:復唱)
人如何に悲惨なるとも裏からぞ神共にます見れば微笑ぞ (備考:復唱)
訊き給ふの歌五首
いや果てに諸多性よりも愛するや岸辺立つ主は訊き給ふなり
(備考:ヨハネ福音書21章15節熟読参照)
諸多性の有るはこの世の定めなり一あれば二と二あれば三と
いや果てに諸多性を去り岸辺往く日の必ずや来るべし哉
我妻は一瞬にしてその日受け悟りつ笑みつ御国往けるも
尊きやああ主の問ひよ知り給ふ我が愛を主よペテロ答へし
(備考:ヨハネ福音書21章15節熟読参照)
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昨晩は延原さんより新しい写真帳「寛ぐ:在宅介護」(2011年暮〜2013年春・御幸町の家での寛ぎと華やぎの日々)が届きました。現在、新著『復活の省察ー妻とうたう』の刊行準備に専念しながら、この写真帳ができたようです。
早速延原さんの御了解を得て、本日より「歌」に添えて少しずつ収めてまいります。全体で34枚あって、写真の裏に延原さんの説明書きがあります。最初の2011年暮から順番にUPいたします。
「2011年暮 居間(信子の居室) 時行 信子 寛ぐ (鳥飼御夫妻を迎えて)」
「2011年暮 居室にて 御見舞いショット 鳥飼御夫妻 信子」
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本日昼間は、地元神戸人権交流協議会の会議があって出かけております。下の写真は、5月21日の日帰りバスの旅の「名勝三方五湖・若狭湾国定公園・梅丈ケ岳」です。雨も上がってきていました。