延原時行歌集「命輝く」(第893回)(須磨離宮公園・Rose Festival)


       延原時行歌集「命輝く」(第893回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(177−8)示すの歌、変貌系譜に入るの歌、三段階の歌、妻奇蹟の歌、静中動なる御神称ふの歌、将にの歌、日々奇蹟の歌、妻の幸の歌、不思議なりの歌、ノーちゃんよの歌、この朝の歌、今にしての歌、幸せの雪の歌、称ふべしの歌、梅も桃も綻びての歌、我が歌の歌、妹背会話の歌、全快の歌、延原信子一生の歌、語りしの歌、信念の人信子の歌、思ひ出奉献の場即復活の歌、命の歌、麗しき哉の歌、我妻よの歌、何故にの歌、岸辺立つ主よの歌、一瞬の歌、復活の歌、人すべての歌、イエス出現主旨の歌、即座の歌、訊き給ふの歌、我妻よの歌、時々にの歌、往きし人と次ぐ者の歌(2014年4月1−10日)

    4月5日
           妹背会話の歌十五首

   父さんが全部やってぞくれるとは幸せのほか言ふ言葉なし

   然りともノーちゃんよいざ汝(な)が書をば出ださんとぞや我決意せり
   かくてぞや汝が生我に現れて華やぎ絶頂もたらさんとや

   世の人は知らぬこととは言ひながら華やぎこそはともゆきの快
   (備考:ひとり死しもう一人伝ふなり)

   ノーちゃんよ汝(な)が生は今展び行きて死して不滅の命なりけり

   勿論や御国にて咲く汝が命地上にて我華やぎ書出す
   かくてこそ三年とぞやいや果ての最高の幸笑み増し知らる

   汝が生が知らるることはひとへにぞ復活の主の華やぎぞ是
   今や世に知らるるものは何あらう延原信子物語やよ

   一の書はラザロにちなむ嫁帰り二の書はずばり復活省察
   ひとへにぞ痛し果敢無し言ふ言葉岸辺立つ主が拭ひ給ひぬ
   不思議なりああ三年と四か月思ひ出づくり成りて奉献
   いや果ての幸せ語り我に告ぐ妻の言の葉ありて神召す

   召されつつ笑み増し行きし幸せは麗しくもや歓びに満つ
   ノーちゃんよ苦しかりしも人生を汝(なれ)天上に全うせるも

             全快の歌二首

   人生に全快言ふもの在り得ざる思ひ出づくり窮むるのほか
(備考:天父に思ひ出奉献するこそ全快なり。全快この意味にてはこの世超えたるところにてあるなり。これ延原信子思想のユニークネスなり)

   我妻はこの真理をぞ三年余つぶさに身にて示し生きたり
(備考:最期には棺内の笑み増しにより。これ延原信子生死のユニークネスなり)



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 歌に添えて来た今回の写真は、ずいぶん古い写真です。

 延原さん御夫妻がクレアモントで学んでおられる頃、在米日本人教会のご奉仕も続けて、毎週の説教や週報を送って貰っていましたが、そのころの週報のコピーをパソコンに取り込んでいたものです。

 後列中央の大柄の女性が延原信子先生で、右端が延原さんです。




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 日曜日の朝、今日も快晴ですね。本日は午後、年に一度の「教区総会」があり、兵庫県庁前の神戸栄光教会に出かけてきます。

 昨日の土曜日の昼間、須磨離宮公園の薔薇をたっぷりと愛でてきましたので、今回は写真のいくつかを収めます。