延原時行歌集「命輝く」(第883回)(友とドライブを楽しみながら三田市永沢寺:芝桜)
延原時行歌集「命輝く」(第883回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(176−13)妹背会話の歌、連呼生涯の歌、我妻信子の歌、今やの歌、信子笑み且つ称ふの歌、箴言悟りたりの歌、古希フォト飾るの歌、妻人生の歌、今朝の歌、久々にの歌、笑み三態の人の歌、笑みの秘儀に驚きぬの歌、日々と変貌の歌、復活の家今の歌、語りかけの歌、元気ノーちゃんの歌、涙の歌、妻よの歌、妻笑み三態の歌、棺中御恵みの里の歌、時かけて箴言満々の歌、嬉しさ一枚の歌、驚けり恩寵世界の歌、朝まだきの歌、微笑奇蹟の歌、傑作人生の歌、妹背対話の歌、飛翔の歌(2014年3月21−31日)
3月29日
嬉しさ一枚の歌二首
嬉しさは我が最新の思想なるともかぜと往く信子笑み増し
(備考:拙新著『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』[新潟・考古堂書店、2014年]にて我「ともかぜ」思想に逢着したるも、妻笑み増しにて吟ずるや嬉れし)
これほどの歓喜あるなし妹と背の思想生死ぞ一枚の如
驚けり恩寵世界の歌七首
驚けり宇宙変貌うたこそは次著の考察妻笑み示す(備考:次著『良寛宇宙変貌のうたーーホワイトヘッド風神学と共に』の眼目「宇宙変貌のうた」我妻打たれしままの姿より笑み増しに進みたる変貌棺中に顕したることフォトに見し我ただただ驚きたり)
人にぞや死にたるままに在るものはただ死にたるに非ずして笑み (備考:これ我が妻延原信子の真実なり)
笑みと言ふ尊きものは一生の反省あるも主共にや称へ
死せる時ただ果敢無きや痛ましや言ふ人々は所詮見ざるや
(備考:見ざるはその人の神のみ前にての責任なり。我何と言ふべきか知らず)
見ざる人見ざる故にぞ笑みぞなし世界人生ただ論ずのみ
(備考:然れどもそれ真実の「世界人生」に非ず)
真実は岸辺立つ主の在してぞ笑むほかぞなき恩寵世界ぞ
友ありて我が歌をば読み給ひ喜び感ず言い給ひけり
(備考:我が伊丹教会時代の旧友島本健二君なり。嬉しも)
3月30日
朝まだきの歌二首
朝まだき暖かき雪心にぞ降りつ目覚むる今日の我かな
我妻の生涯の笑み棺中にしかと見届け生くるや嬉れし
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今回の歌に添える延原さんの写真は、前回収めた滝沢克己先生の急逝により急遽米国より一時帰国された折の空港に於ける写真と関連しますが、福岡での滝沢先生のご葬儀出席の後、先生は1984年7月8日午後、神戸学生青年センターにおいて神戸自立学校主催の「滝沢先生をしのぶ」公開講演会を開催しました。その折の写真を収めます。
延原さんの講演は「滝沢克己先生と世界の神学」と題されたもので、神戸自立学校の月刊誌『いぶき』(1984年10月〜11月号)に掲載させていただき、後に『仏教的キリスト教の真理』のエピローグ並びに英文論文として仕上げられています。
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昨日は極上の好天気、友の御誘いに乗ってドライブを満喫、行先は三田市の禅寺:永沢寺まで片道2時間近く・・・。
新緑が美しく、はじめて目にする「有馬富士」・・・友との語らいも、つきることなく、ゆったりと・・・。
永沢寺(お寺の正式名称は「ようたくじ」だそうです)はいま「花のじゅうたん」:芝桜の花園が最高です。
今回は、車中より景色の数枚・・すでに田植えが終わった場所があります・・・。永沢寺の境内・・・。そして「芝桜」の庭園と・・・。
(昨夜は牧師仲間から奥様の急逝の報に接しました。土曜日が御葬儀です。延原さんから毎日届く「復活の歌」は大きな慰めです。)