延原時行歌集「命輝く」(第879回)(「布引の滝・布引橋・神戸芸術センター」)


      延原時行歌集「命輝く」(第879回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(176−9)妹背会話の歌、連呼生涯の歌、我妻信子の歌、今やの歌、信子笑み且つ称ふの歌、箴言悟りたりの歌、古希フォト飾るの歌、妻人生の歌、今朝の歌、久々にの歌、笑み三態の人の歌、笑みの秘儀に驚きぬの歌、日々と変貌の歌、復活の家今の歌、語りかけの歌、元気ノーちゃんの歌、涙の歌、妻よの歌、妻笑み三態の歌、棺中御恵みの里の歌、時かけ箴言満々の歌、嬉しさ一枚の歌、驚けり恩寵世界の歌、朝まだきの歌、微笑奇蹟の歌、傑作人生の歌、妹背対話の歌、飛翔の歌(2014年3月21−31日)

    3月26日
            復活の家今の歌十首

   妻のフォト飾りたるぞや復活の家我が家実に楽しき館
   思ひ出の満載せる家(や)嬉しくもフォト整備して文書くやいま

   たちまちの内に近隣遠方の友来り妻送る式佳し

   嬉しさに妻笑む事の奇蹟もや仄々とぞや現われにけり

   この奇蹟誠主の旨体したる美しき事祝福ぞ満つ

   神共にます事笑顔浮かべては示して妻は御国入りたり

   誠にぞ楽しき館復活の家我が家こそ妻笑み往ける

   今こそや此処発信の基城ぞいざ復活の笑みや伝へん
   喜びの笑顔三態妻示す友来れやよ我フォト見せん

   復活のああ復活の我が家これ信子笑み満つ友来りませ
(備考:いずれ妻抱懐せし如く、復活の家我が執務室図書室を中心にセミナーハウスとして整備、友や招かん)

    3月27日
            語りかけの歌五首

   ノーちゃんよ偉かったなあ汝(な)が笑みや苦しかったなあ嬉しかったなあ(備考:「ノーちゃんはねえ(注。自分の事をノーちゃん言へり、幼児の如。三年四か月ずっとなり)、そうよ。」

   汝(な)が笑みを見つめ続けて春の日を過ごしおる今日復活主見ゆ
(備考:我が心に温かき雪降りつ。この暖かき雪妻落ちしあの事故の時より我感じ続けたるなり。それなくば如何にして三年四か月の闘看病に我堪へ得たりしか我知らず。この温かき雪復活の主のご臨在と明白に悟りしは、実に今なり、嬉しも。そのこと我に妻笑み増しによりて教へぬ)

   主よ我が主汝(なれ)悲惨中居給ひて妻の大怪我死も包み給ふ

   暖かき雪常に降る妹背道今や悟りぬ「岸辺立つ主」よ(備考:ヨハネ福音書21章4節:「夜が明けた頃、イエスが岸に立っておられた。しかし弟子たちはそれがイエスだとは知らなかった。」熟読参照。主彼岸と此岸の間に立ち給ふなり。故に此岸から彼岸往く時、妻護り給ヘリ。恵みの主よ感謝し奉る。この御護り在りて妻笑み増しせるなり。かく我覚りたり)

   岸辺立つ御方在りて妻や笑む実にも嬉しき御恩寵なり



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 この前より、邦文と英文で仕上げられた大変珍しい延原さんの著作『地球時代の良寛』(RYOKAN in a GLOBAL AGE)(2001年5月、考古堂書店)の中から、ご夫妻の写真などをUPしましたが、今回もあと三枚取り出して置きます。

写真1 88頁の「敬和学園大学 北垣宗治学長(右)とともに(1999年)」



写真2 E44頁の「At 2000 International Conference on the Lotus Sutra(July 2000)」



写真3 E24頁の「With my friend John Quiring, programs director(at Center forProcess Studies, Claremont School of Theology, in August 1998)」



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 昨日の土曜日、少し早めに出かけて「布引の滝」までぶらり・・・。会場の神戸芸術センターの界隈でゆっくりと・・・。

 神戸市は中国の天津市と友好都市となっていますが、新幹線「新神戸駅」からすぐのところに清流・新生田川が流れていて「布引橋」があります。そこに「百龍嬉水・遠翼亭」があります。

 芸術センターでの「神戸憲法集会」は、大ホールに千数百人の参会者があって、神戸女学院の名誉教授・内田樹さんのお話は、さすがフランス思想の御専門とあって、その語り口も爽やか、静かな省察の時、といったひと時でした。

 芸術センターは、前に一度、学生たちの合唱演奏会があって出かけましたが、大変便利な場所です。