延原時行歌集「命輝く」(第877回)(昨日の私たちの「さんさん花壇」など)


       延原時行歌集「命輝く」(第877回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(176−7)妹背会話の歌、連呼生涯の歌、我妻信子の歌、今やの歌、信子笑み且つ称ふの歌、箴言悟りたりの歌、古希フォト飾るの歌、妻人生の歌、今朝の歌、久々にの歌、笑み三態の人の歌、笑みの秘儀に驚きぬの歌、日々と変貌の歌、復活の家今の歌、語りかけの歌、元気ノーちゃんの歌、涙の歌、妻よの歌、妻笑み三態の歌、棺中御恵みの里の歌、時かけ箴言満々の歌、嬉しさ一枚の歌、驚けり恩寵世界の歌、朝まだきの歌、微笑奇蹟の歌、傑作人生の歌、妹背対話の歌、飛翔の歌(2014年3月21−31日)

    3月25日
         笑みの秘儀に驚きぬの歌十五首

   我妻よ我驚きぬ汝(なれ)と共神意のいのち歩み来たるや

   いや果てに忽然として汝(なれ)や往く我ただ見惚れ神称ふ今
   御神よ悲惨の極み見し我ら妹背の幸やイマヌエルアーメン

   我覚る神共にます言ふことぞロゴス消息(pros ton theon)命秘密ぞ
(備考:「言は神と共にありき。」[ヨハネ福音書1章1節2項]そのままが我らが命の秘密成すなり。神我らと共に在す事即ちロゴスなり[ヨハネ福音書1章1節第1項]と言ふのみに非ず。この点、滝沢原事実論いまだし。三位一体的「共に」《pros ton theon》先ず在りて、この「共に」我らが命なる事即ちインマヌエルアーメンなり。新しき知見なり。然るがゆえに命(=ロゴス)知る事必然的に天父ほむる事なり。死せる信子称への口に成りしは、主イエスと共に天父ほむるに至りし境地なり。それが故にさらに天父への、右眼ほのかに開く神秘中の微笑恵まれしなり。我これを「天父への甘え」と言ひしなり)

   ロゴスをば自知するままに天父にぞ目蓋向けつつ甘へ行く妻

   第二フォトロゴス自知のぞ過程なり深く自省の面持ちありき

   而してぞそのままにして天父向き主と共にほむイマヌエルアーメン

   主と共に天父ほむるや人生の窮極にして宇宙命よ

   エスースクリストスとは故にぞよ絶対対象あらず主体ぞ

   主イエスのぞキリスト変貌十字架に執成し成せる我ら受け生く
   (備考:これ絶対主体道なり。これ信子第二フォト微笑にて表すなり)

   これだけの準備ありてぞ我妻や天父向ひて眼ほのか往けり

   一体に眼なるものぞや天父見る器官なるべしVISION神秘ぞ

   これに比し口なるものぞ称へ歌主と共に成すかくて微笑ぞ
   (備考:これ口元の笑みと言ふべし)

   これに比し目元の笑みや天父にぞ向けて浮かべつ我妻往けり
   (備考:二つ同時に浮かべて往けり)

   厳かに倒れし後や我妻は笑み増しつつや御国入りたり
(備考:この事信子の棺中の笑み徹底分析して我知りたり。ノーちゃんの声「父さんのインマヌエル新神学、門前の小僧の身ながら弁へて今回やってみたんよ、どお?」「どお?って、あんた、すごいこっちゃな。おおきに。」「喜んでくれた?よかった!」)


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 前回は、邦文と英文で仕上げられた大変珍しい延原さんの著作『地球時代の良寛』(RYOKAN in a GLOBAL AGE)(2001年5月、考古堂書店)の中から、夫妻の収められている写真をUPしましたが、この著作は、2000年5月21日、新潟市民芸術文化会館を会場に、良寛170年祭を記念して、アメリカ・ロシア・フランス・中国・日本の5か国の研究者が参加して、「世界は今、良寛に何を学ぶか」のテーマで「良寛国際シンポジウム」が開催されたのを承けて刊行されたもので、当日の新潟交響楽団による記念の「音楽演奏会」やシンポの写真、そして前日の創作能「日輪月輪―良寛上人と聖フランチェスコ」などが多く収められています。

 今回はそのうちの三枚――シンポウムの司会を担当された延原先生(1頁)、「音楽演奏会」(22頁)、「創作能」(13頁)の写真を収めます。



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 今朝は快晴、明日から連休です。昨日も昼間日も照り、ちょっと買い物ついでにぶらり散歩・・・、ベンチで郵便物のお便りなど読んだりして・・。

 今回の写真は、昨日の住宅「さんさん花の会」の花壇や隣の公園などを数枚収めます。