延原時行歌集「命輝く」(第873回)(ぶらり「相楽園」より諏訪山・燈籠茶屋」)


       延原時行歌集「命輝く」(第873回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(176−3)妹背会話の歌、連呼生涯の歌、我妻信子の歌、今やの歌、信子笑み且つ称ふの歌、箴言悟りたりの歌、古希フォト飾るの歌、妻人生の歌、今朝の歌、久々にの歌、笑み三態の人の歌、笑みの秘儀に驚きぬの歌、日々と変貌の歌、復活の家今の歌、語りかけの歌、元気ノーちゃんの歌、涙の歌、妻よの歌、妻笑み三態の歌、棺中御恵みの里の歌、時かけ箴言満々の歌、嬉しさ一枚の歌、驚けり恩寵世界の歌、朝まだきの歌、微笑奇蹟の歌、傑作人生の歌、妹背対話の歌、飛翔の歌(2014年3月21−31日)

    3月23日
            今やの歌四首

   華やぎの来たるは御子の祈りより我妻信子今やそのとき
   (備考:ヨハネ福音書17章5ー24節熟読参照)

   友ありて二重三重苦しみて過ごしたりけり慰め今や

   我妻の往きし時から天と地にうごきあるなり天地一枚

   天と地の一枚なるやこの時に我信子のぞ復活体ぞ

         信子笑み且つ称ふの歌五首

   妻にとり人生終る前夜式嬉しくも笑みや真夜中称への口ぞ
   (備考:2014年3月12日前夜式後の奇蹟なり)

   御神のお優しきこと如何ばかり告別式に右眼うっすら   
(備考:これほど我天父の御愛感ぜしことなし。2010年12月1日信子救急車に搬入されし時「右眼瞳孔全開ですよ。」と聞きしが、2011年2月2日この眼ぱっちりと開きたり。何たる奇蹟ぞ! 我妻の双眸ひらく春初め 時行。この眼此度の出棺=2014年3月13日=に際しうっすらと開くこと程優しき御神の愛の業あるなし)

   神の愛絶えせずありて手と顔に顕れたるや延原信子
(備考:2010年12月1日我が家居間において書物右手で二回引き寄せ、洋傘鷲掴みせしことにより、妻上智に行きて講演せよと示せし事、此度出棺前に称名に口丸め、右眼うっすら開く奇蹟程の優しき神の御祝福なし。これぞ延原信子なり)

   我妻とインマヌエールアーメンと唱ふるほどの喜びやなし

   我今やインマヌエールアーメンと唱ふれば妻天に唱ふぞ



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 延原さんから今回改めてお送り頂いた御著書『あなたにいちばん近い御方は誰ですか――妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(日本キリスト教団出版局、2011年8月)に収められた写真を、いま掲載順にUPしていますが、続いて本日はここに四枚収めてみます。

 まず、240頁の「談笑する姉妹」と記されている写真です。ベッドの延原信子先生はお姉さん、大阪の豊中からお仕事の合間をぬって、夜行バスに揺られて新潟まで、3年4か月ものあいだ、ずっと介護を続けてこられた妹さんの佐々木順子先生。



 次は243頁の「菅谷看護師の介助で食事中の信子」とある写真です。あの大事故のあと、こうして不思議な不思議な日々が進んでいきました。



 続いて247頁の「北垣宗治先生と握手する信子」とある写真です。
 敬和学園大学の初代学長の北垣先生は、本書に序文を寄せておられますが、京都からの北垣先生の来院見舞いに、満面の喜びを表わしておられる信子先生。



最後に257頁の「中川セラピストによる食事の訓練」とある写真です。この頃は「おかゆより硬めのご飯、茶わん蒸し、りんごのすったもの、お茶、氷」を美味しくいただけるようになっています。




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 長く晴れの日が続きましたが、今朝の神戸は曇天です。

 今日は孫と将棋をしたり、映画に出かけたり・・・・。

 今回の写真は、前回につづき「相楽園」の景色です。