延原時行歌集「命輝く」(第871回)(ぶらり「烏原貯水池」つづき)


        延原時行歌集「命輝く」(第871回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(176−1)妹背会話の歌、連呼生涯の歌、我妻信子の歌、今やの歌、信子笑み且つ称ふの歌、箴言悟りたりの歌、古希フォト飾るの歌、妻人生の歌、今朝の歌、久々にの歌、笑み三態の人の歌、笑みの秘儀に驚きぬの歌、日々と変貌の歌、復活の家今の歌、語りかけの歌、元気ノーちゃんの歌、涙の歌、妻よの歌、妻笑み三態の歌、棺中御恵みの里の歌、時かけ箴言満々の歌、嬉しさ一枚の歌、驚けり恩寵世界の歌、朝まだきの歌、微笑奇蹟の歌、傑作人生の歌、妹背対話の歌、飛翔の歌(2014年3月21−31日)

    3月21日
            妹背会話の歌二十首

   或る日ぞや妹背会話に華ぞ咲くどやこの一生「痛快やった」

   父さんが何でもやらしてくれたから楽しかったよ「そうかそら佳し」   
   それでもねかなり責任あるからね忙しかった「きつかったかな」

   きつはない面白かった加茂で塾子供毎日「百二十人」
   自転車をそこらじゅにぞ置くからね「近所迷惑」やったかもねえ

   それからねあんた言うから試験受け「通って渡米第二人生」

   博士号二つも取って厚かまし「卒業写真忙しかった」
   そうやったあんた裏方猛回転「グレンデールで会食もよし」

   二つもね牧会したよ「運転は皆私した」横Sermon練るや
(備考:Sage United Methodist ChurchとNorth Gardena United Methodist Churchいずれも日語部。我助手席で弁当食べ説教練りたり。時に居睡り。信子運転専念佳し)

   ルーヴァンに父さん行って活躍中「電話はツーツーだけも楽しも」
(備考:クレアモント神学院1978年卒;クレアモント大学院1981年卒。直ちにルーヴァンカトリック大学客員教授に就任「仏教とキリスト教の間文化的対話」セミナー開始す。この間毎日初めのツーツーツ―で相手の元気確認もよし、廉価なり)

   それからねテキサス行きよ「そうやったあんたは偉い四日間漕ぐ」
(備考:Dean Jack Suggs said, “Toki and Nobuko came with Mustang!”教授会にてやんやの喝采、アメ車で行きし故なり: Texas Christian University Brite Divinity School)

   時行はUniversity Churchにて説教や聴衆三千「ようやったなあ」

   再びはクレアモントで仏基のぞ対話集会AARでセミナー(備考:AAR=アメリカ宗教学会=に「プロセス思想と西田学派仏教哲学―比較的視座から」部会を1985年に設置。Prof. Francis H. Cook, of University of Calif. at Riversideと七年間共同座長。アナハイムでの初回セッションには信子参加者のため特別弁当用意せり。John Cobb, Fritz Buri, Francis H. Cook, Steve Odin, John Maraldo, 松延慶二、田中裕の諸氏熱弁、我司会せり。会場に入りきらぬほど人気のセッションなりき。大成功!AARは1万人の会員の大学会、我学会内学会作れり。初めConsultation(単発部会)、やがてSeminar(常設部会)のタイトル得る)

   ノーちゃんはダスキン米国社長秘書「英文書き方父さん教示」

   ともかくもノーちゃんなくば「難しいことやったかな」誠然りぞ

   日本から竹中教授TELありて「敬和に行くと言うけれどなあ」

   持続的仕事かどうか「私には確信できぬ」ダスキン継続
   いよいよぞ敬和で教授チャプレンも「安心できる」とぞ妻帰国
   たちまちのうちに過ぎ行く二十年「引退後やね」覚悟新たに

   幸せや頭打てるも父さんが皆見てくれる「それほどかいな」



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 延原さんから、ご夫妻のお写真を探し出してお送りいただき、そのすべてをブログに添えて収めてきましたが、今回改めてお送り頂いた御著書『あなたにいちばん近い御方は誰ですか――妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(日本キリスト教団出版局、2011年8月)に収められた写真の中からも、はじめから順番にここでUPしはじめてています。

 本日もこの著作の掲載順に三枚収めてみます。本からのスキャンですが、それもまた面白い記録になりますね。

 まず、169頁の「人工呼吸器と格闘中。県立新発田病院8階B859号室にて。左は筆者」と記されている写真です。



 つづいて154頁の「鳥飼牧師ご夫妻の長女誕生を祝う信子(写真左)。1965年」とある写真。何ともむかし懐かしい写真です。



最後に212頁の「大阪から駆け付けた信子の弟・則行と姪のかおり。左は筆者。」とあるお写真です。




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 今朝も穏やかな「春うらら」といった日和です。ちょっとぶらりでかけてみたいとおもいます。さて、どちらへ足が向きますやら・・・・。

 今回も「ぶらり烏原貯水池」のつづきをUPします。うぐいすの鳴き声も美しく、「たにわたり」のあの声も見事なものでした。

 新緑と池の青い水、ツツジやサクラ、・・八重桜の「松月」?ですか・・、空と雑木のしげる山・・・・。