延原時行歌集「命輝く」(第838回)(「須磨浦山頂の梅園」)


       延原時行歌集「命輝く」(第838回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(173−4)楽しみの歌、一転機の歌、提言の歌、新著「宇宙時代の良寛再説」の歌、嬉しの歌、今朝の歌、昨日北越病院にての会話の歌、我が企図の歌、共風運動の歌、ともかぜ神学の歌、妻の笑みの歌、我書の歌、佳しの歌、友風の歌、道の歌、引退教授の歌(2014年2月11−20日)

    2月14日
            我が企図の歌二首

   「風」が出て「宇宙変貌」語りてや「建学・対話」「エコゾエー」まで(備考:我が出版企図四態なり:『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』『宇宙変貌の歌ーー良寛ホワイトヘッドに見る』『建学の精神・対話の精神ーー至誠心の神学を基にして』『21世紀エコ文明形成の神学ーー神のエコゾイックスに向けて』)

   15年クレアモントに我論ず神エコゾイックスとや風神学(備考:2015年6月母校クレアモント神学院にて10th International Whitehead Conferenceあり。我”Toward the Ecozoics of the Deity"と”On the Indigenization of Whitehead's Metaphysics in Japan through Ryokan's Wind Poetry"の二稿用意しつつあり。前者はJoseph Brackenと共に、後者はAndre Clootsと共に)

            共風運動の歌三首

   拙新著ドッと到来いざや今購読者得て共風の旅(備考:新潟考古堂書店より『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』300部到来。270頁、定価2200円。いざ広めんかな売らんかな。興味ある御仁、郵便振替:00550−6−49528:名義「延原時行」にてご送金あらば、我直ちに必要部数ご送付いたしたく候)

   新しき宇宙華やぐ運動の名や共風ぞこのほかになし

   謹呈本風運動のシードなり我は共風汝(なれ)も共風(備考:前著『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』(東京・日本基督教団出版局、2011年)にせよ、近著『宇宙時代の良寛ーーエコ神学者トマス・ベリーと共に』(新潟・考古堂書店、2013年)にせよ、快気祝いの趣ありたり。されど我、此度より、神学運動始むなり。然るが故、新著謹呈の意味新たなり。これ「シード謹呈」なり。読者のご購読のための宣伝謹呈と名付くべし。御閲読後ご興味ご関心あらば、よろしく大いにご購読あれ、教科書に御採用あれ、ご友人に御推奨あれ。これ共風運動書なればなり。現在、世界の指導者諸氏近代石油産業文明永遠に持続するものと思いたる如し。されど、これ実情に合はず。必ず数年にして大変貌宇宙地球にあるべし。その時人々を襲うのは思想衝撃なり:「宇宙は人類に敵対的実在なるか」と。これ恐るべき問なり。この問衝撃的なる故自殺為す人々出るやもしれず。それ故我本書著せるなり。「然らず。宇宙は人類に恩寵的実在なり。良寛短歌これを詠ふなり:焚くほどは風がもて来る落ち葉かな」。思ふに、良寛禅師かかる形而上学的問題を詩歌にて解けり。それ全人類のための偉業なりき。我それをホ氏と共に風神学として窮めり。これ本書の神髄なり。然るがゆえに、本書購読さるる値打ちありと我自認するなり。宜しくご思慮戴きたく候)



今日はわたしの父の命日で、電話で「だんご三兄弟」が、朝の語らいをしました。

満州で闘病中だった父は、昭和20年のこの日、やっとたどり着けた母に看取られ、母は現地で葬儀を終え、戦時下奇跡的に、遺骨ひとつ持ち帰りました。

幼かった私は、父のことは写真とそのお骨しか知りませんが、語り伝えられた父の姿は、不思議なことに、とてもとても豊かなものがあります。あれから70年近くも時を重ねてきました。


今回の写真は、3月16日に出かけた「須磨浦山頂の梅園」の続きです。ここでも撮影順に並べてみます。