延原時行歌集「命輝く」(第834回)(春デス! アーモンド・アカシヤ・アンズの花咲く!)


      延原時行歌集「命輝く」(第834回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(172−7)
Oxford Lectureの歌、春の歌、祝福の歌、なかりせばの歌、それの歌、ふと会話の歌、この歌の歌、新著編む歌、英文稿推敲の歌、妻邦訳の歌、今日の日の歌、本意の歌、ピンポンとの歌、今日の歌(2014年2月1−10日)

    2月9日
           ピンポンとの歌一首

   ピンポンと朝の介護の最中にぞご近所さんや雪掻きせりと
(備考:親切とは間に合うことを言ふなり。かくて9時15分にはあとふるお迎え車の来る前に我が家の前庭雪掻き完了、有難し。朝食7時、ホームヘルパーさん8時なり)

    2月10日
           今日の歌八首

   雪掻きに精だせし朝仄々と陽や昇りゆく気配ありたり

   新しき文の思ひの萌しては目次書き上げはしがきよさて
(備考:新新著『建学の精神・対話の精神――至誠心の神学を基にして』呱呱の声挙ぐ)

   我妻を医院二つにいざ連れむ雪の溶けしや有難きかな
   (備考:信田眼科医院と片桐医院なり)

   一日を望み豊かに歩み得る思ひ遥かに越ゆる四年目

   雪雪や雪雪雪や雪雪ややはり降る事仕事らしおま

   朝眼科午後は内科と勇みてぞこの意気ありて病たじたじ
   (備考:病人らしくならば仕舞なり)

   居ながらに福祉医療の最先端夜はヘルパー実習生も
   何が幸また不幸かは我知らず天与の道にただ勤しむのほか



延原時行・信子ご夫妻のあの大事故以後の3年4か月は、誠に不思議な天与の日々でしたが、3月11日に召されて後のこの日々も、天地一枚・御夫婦一体、静かにゆったりとお過ごしのようです。先生からは何度も新しい歌が届き、お声もいただきました。

明日は荒れ模様のようですが、今日は大きな朝日が顔をだし、春らしい陽気で、窓を全開、洗濯日和です。

上の写真は、昨日みつけた中庭のアーモンドの花です。いま神戸でアーモンド祭りが開かれていますが、10年ほど前にお祭りで種をいただいて、中庭に実生から育てて、いま3メートル余りに成長し、美しい花を咲かせています。

次に、もう一枚収めて置きます。



ところで、昨日はわたしたちの住宅に植えていた「アカシヤ」も鮮やかな黄色の花を咲かせているのを見つけました。この樹もすでにアーモンドよりも背丈は伸びて立派な樹になりました。

ミモザともよぶこの花はもっともっと大きくなります。毎年、会下山にもこの花は咲き誇りますので、ことしもちょこっと、ぶらり会下山公園まで散歩に出かけたくなりました。

そういえば、白い花の咲く「ニセアカシヤ」は六甲山に群生しています。これも観てみたいですね。



加えてさらに、満開の「あんず」の花に出逢いました。この暖かさに、一気に蕾が膨らみ、満開の時を迎えたようです。

たくさん写真を撮りましたが、そのうちの2枚を収めます。あいにくの曇天でしたが、快晴の今日は、もっと綺麗に寫せるかもしれませんね。