延原時行歌集「命輝く」(第828回)(用事でぶらり、そして「春の須磨離宮公園」)
延原時行歌集「命輝く」(第828回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(172−2)
Oxford Lectureの歌、春の歌、祝福の歌、なかりせばの歌、それの歌、ふと会話の歌、この歌の歌、新著編む歌、英文稿推敲の歌、妻邦訳の歌、今日の日の歌、本意の歌、ピンポンとの歌、今日の歌(2014年2月1−10日)
2月2日
なかりせばの歌十首
手のうごき逆説のもしなかりせば治癒も介護もなかりけんやも
(備考:逆説ほどの希望の源あるなし。初めに死迫るに手のうごきあり、それに込められたる妻の省献神みそなはし祝されし事以後の治療の全過程決せしなり。いと奇しき事なりけり)
手のうごき妻の命の凝縮ぞ確と在りけり我凝視せり
手のうごきなかりしならば治癒過程神祝せりの箴言もなし
箴言のなかりしならばノーちゃんの歴史に刻む言の葉あらず
省献の佳き日御神祝し給ふかくて治癒とは甦り(嫁帰り)なり
手のうごきもしなかりせば我が歌も絶へて出ずるやなかりけんやも
我が歌は手のうごきをぞ見て以来其処に在るもの言の葉載せし
妹背共箴言とぞや歌にてや御神の愛褒め称え来し
それにせよあの手のうごき不思議なり妻いっさいを懺悔献げし
かくしてぞそれに応へし我が看護疲れ果つるを得ざらしめらる
昨日午後、用事でぶらり散歩もかねて出かけた時に、ちょこっと立ち止まって寫した、スズメたちなど数枚収めます。
つづいて「春の須磨離宮公園」を数枚を加えて見ます。今日も朝は日差しがあって、ピリッとした日和ですが、雪がちらつくかも・・・という予報です。