延原時行歌集「命輝く」(第814回)(世界遺産:五箇山・菅沼合掌集落)
延原時行歌集「命輝く」(第814)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(170−7)
笑みや豊かにの歌、妻の命の書の歌、昨日今朝癒し四相の歌、恩寵一閃の歌、悟りたりの歌、今朝の祈りの歌、昨夜妹背会話の歌、漸くにの歌、御業進めんの歌、高橋クリニックにての歌、復活の歌、基あり華やぎ豊かの歌、昨日驚きぬの歌、歌の歌、人の歌、念校の歌(2014年1月11−20日)
1月18日
歌の歌五首(我が短歌神学論)
何時の日に我始めしか日ノ本の国に生まれて妻の怪我詠む
歌といふものなかりしば我如何にこの三年を過ごし得たりし
和歌といふ宝ありてぞ日ノ本はなべて悩みも詠ひ尽くさん
その心人は知るべし主の祈り思はず知らず現れしもの
日ノ本の言の葉にある魂は主の祈りなり有難きかな
1月19日
人の歌六首
かにかくに大怪我知るも眉一つ動かさずして宜しくと人
(備考:人の一般的挨拶人殺すなり)
この人や他人(ひと)の事にぞあらずして我が事にぞやあるぞ怖ろし
(備考:一度目を我家の外に転ずるや)
怖ろしき人なるも我あの瞬間妻第一に万事二にせり
(備考:これ「具体的」価値観の大転換なり。妻世界の悲惨の具現なり。我又その具現なり。新しき価値悲惨を選び愛するこれぞ)
かくしてぞ四年目の春明け初めぬ妻の笑みあり人我生くる
(備考:これ復活世界なり、華やぎなり)
人の悪詠ひたるやもよろしけれこれひとへにぞ主誉むるわざ
歌なくばなべて我が業自己自慢己が見しも麗しからず
延原先生の新著『宇宙時代の良寛・再説ーホワイトヘッド風神学と共に』はいま誕生したばかり、「風のシンフォニー:良寛とホワイトヘッド」を巻頭の言葉にして、「風の四種類:恩寵・理解・冒険・慈悲」の「ともかぜ」に向けて、実に軽やかに説き進められた、新しい「春の歌」の感じがいたします。
昨日午後は、ぶらりわがまちを散歩して、整備された新湊川の川辺におりて、セキレイたちとお話をしてきました。ようやく春です。今日はだいぶん暖かい一日になるようです。
昨夜はうれしいお電話が飛び込んできました。同時進行のブログをスマホでご覧になり、嬉しくて嬉しくて・・・というお電話でした。
わがまちにあって戦前・戦中・戦後にわたって、たいへん人望の厚かった御方のことを書いていた記事に目を留められたのでした。わたしはその御方を直接は知らなかったのですが、今は亡きその御方の娘さんからのお電話で、いっぱいお話を聞かせてもらいましたが、暖かくなれば我が家にお訪ねいただけるとか。楽しみがまた、ひとつ増えました。
今日の写真は「世界遺産:五箇山・菅沼合掌集落」のつづきです。雪景色です。