延原時行歌集「命輝く」(第811回)(「義経岩」のある「雨晴(あまはらし)海岸」)
延原時行歌集「命輝く」(第811回)
「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(170−5)
笑みや豊かにの歌、妻の命の書の歌、昨日今朝癒し四相の歌、恩寵一閃の歌、悟りたりの歌、今朝の祈りの歌、昨夜妹背会話の歌、漸くにの歌、御業進めんの歌、高橋クリニックにての歌、復活の歌、基あり華やぎ豊かの歌、昨日驚きぬの歌、歌の歌、人の歌、念校の歌(2014年1月11−20日)
1月16日
御業進めんの歌五首
ーー「三」より北越病院にて
粛々と御業進めん御神のエコゾイックス明むる道
(備考:これ我が天与の使命ならずや)
西田氏は何故絶対無場所となす世紀画するエコの原点
(備考:場所=エコ=を有の世界の前に絶対無の世界に見出せるは、画期的の事なり)
滝澤の原事実とは何なるか絶対無のぞ世界接す場
(備考:我かつて其処”The Point of Co-Eternity"とぞ申したり。新著『宇宙時代の良寛・再説ーーホワイトヘッド風神学と共に』(新潟・考古堂書店、2014年)第三省察、参照)
この場をば恩師ロゴスと同定すロゴス世界に不可逆一途
然れどもロゴス世界に接すれば世界「前」より「共」なりと見ゆ
(備考:この点ホ氏の哲学の言う通りなり:”God is not before all creation, but with all creation”(PR, 343).
高橋クリニックにての歌三首
死にし爪切除してこそ新しき爪迎へ得る理(ことわり)ぞ知る
(備考:妻の両足両手の親指四本このところ菌に侵され緑色なりしが、毎日数回ラミテクト外用液塗布してドライにす。今日高橋クリニックにてドライになりし爪の死にしもの切除さる。どの指の爪も健康色なり。いと佳し。本人上機嫌なり。やがて新しき爪にょきにょきにぞあらん)
人生もすべからくかくありてこそ死する旧きを捨て新に生きんも
恐らくや死する者らが死して後新なる命頂きて生く
(備考:新しき爪生える如し)
今回は、富山湾に浮かぶ立山連峰をながめる国定公園「雨晴(あまはらし)海岸」です。ここに義経が奥州に落ち延びる途中、にわか雨の晴れるのを待ったという「義経岩」があり「雨晴」の由来となったという絶景の場所です。