延原時行歌集「命輝く」(第808回)(新著届く:「雪の宇奈月温泉」つづき)

   延原時行歌集「命輝く」(第808回)

「復活の家出発進行――感謝無限の旅一歩一歩」(170−2)
笑みや豊かにの歌、妻の命の書の歌、昨日今朝癒し四相の歌、恩寵一閃の歌、悟りたりの歌、今朝の祈りの歌、昨夜妹背会話の歌、漸くにの歌、御業進めんの歌、高橋クリニックにての歌、復活の歌、基あり華やぎ豊かの歌、昨日驚きぬの歌、歌の歌、人の歌、念校の歌(2014年1月11−20日

    1月11日
          妻の命の書の歌一首

   この度の良寛書実にあの時の上智講演妻の命ぞ

(備考:『宇宙時代の良寛:エコ神学者トマス・ベリーと共に』新潟・考古堂書店、2013年それなり)

    1月12日
          昨日今朝癒し四相の歌五首

   夕餉にぞスピナッチ鍋腕振るふ菜っ葉沢山美味なりと妻

   (備考:美味しかったとは我が料理への最高の賛辞の如し)

   箴言を妻論じてぞ我に聴く利他行なるは何もって言ふ

   利他行はof self-dedicationのくだりにぞ意味さるるなり自知の句の後

(備考:箴言第一条”God blessed the good day of self-reflection and self-dedication.”の仏教語「利他行」によるご言及武田龍精先生に頂きしなり)

   お気持ちが和めるゆえに体もぞ起立座位とも佳しとお言葉

   (備考:北越病院訪問リハビリ大島誠雄療法士ご所見嬉しも)

   今朝ほどはトイレ見事に終へし妻晴れやかに笑み雪の中往く

   (備考:はあとふるデイサービスセンターへなり)



昨日は「2月20日」刊行の延原先生の新著『宇宙時代の良寛・再説ーホワイトヘッド風神学と共に』が我が家に到着、早速読み進めています。表紙とカバー裏をスキャンしてみました。270頁で2200円、中身はいうまでもなく読みやすく、仕上がり具合も結構なものです。



今回も「雪の宇奈月温泉」を収めておきます。温泉にはやはり雪ですね。



お宿には素敵な茶室もあって、雪景色と似合います。



老舗旅館らしい名作が、そっと置かれています。