延原時行歌集「命輝く」(第796回)(友の奥様のお墓参り)

  延原時行歌集「命輝く」(第796回)

「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」(168−6)
Krakow稿推敲の歌、近人生の歌、命脈々の歌、良寛最晩年至福の歌、又二つの歌、昨夜愛宕の園にての妻の歌、新著の歌、我が道の歌、ノーちゃんよの歌、大発見「翻り本姿」の歌、Krakow稿完成の歌、友の光の歌、敬和華やぎの歌、朗々の歌、拙著一番の歌、散髪の歌、宇宙時代の良寛再説の歌、その果てにの歌、しみじみの歌、今日の歌、神表現の歌、肉じゃがの歌、奇跡の歌(2013年12月21−31日)

    12月27日
         拙著一番の歌

   拙著うち「あなたに」こそぞ一番のジュンク堂さん嬉しくもあり

(備考:ジュンク堂にて拙著一番このところ『あなたにいちばん近い御方は誰ですかーー妻と学ぶ「ラザロとイエスの物語」』の如し。梅田店活躍ありとも。嬉しも)

         散髪の歌一首

   昨日はKrakow稿も送りてや馴染み床屋につい転寝す

   (備考:JR新発田の傍の理髪店「まるい」にて安心の態なり)

         宇宙時代の良寛再説の歌三首

   再説本宇宙時代の良寛の風の歌をぞ思索せるかな

   この思索無者越後来て開花せりホ氏哲学の学びしみじみ

   この歌や回想法とは申すなりオムニバスにて今ぞよろこび

(備考:「無者」(過去)→「越後来て」(推移のプロセス)→「ホ氏哲学」(哲理)→「この思索」(現在的よろこび・倶現)の四場面オムニバス神学上統合さるるよ。オムニバス神学読者諸賢に、諸氏自らの生涯統合を呼びかく。新方式の述作なり。



新しい「立春の朝」です。ただいま朝日が顔を出しました。寒さの逆戻りで、山陰・鳥取のわが故郷は、どうも雪のようです。

昨日は同僚の車に乗せてもらい、奥様のお墓に案内していただいて、お花を手向けてきました。神戸市内の大きな霊園のひとつで、見晴らしの良い場所にありました。

奥様は65歳の御生涯でしたが、素晴らしい詩集を四冊も上梓され、その笑顔も美しい御方でした。

お墓には自作の詩作品「野菊」が刻まれていました。

     野菊
  道端に
  野菊が咲いていた
  昔のままの
  淡いむらさきの野菊
  そのままでいてね

墓参のあとは、彼の案内でいきつけの「カラオケ」へ。
まったく馴染みのない「カラオケ」でしたが、曲の中に、若き日お会いしたことのある「高田渡」や「岡林信康」、いまも楽しませてもらっている「笠木透」や「高石ともや」の名曲もあって、ついつい興に乗ってマイクをにぎりました。
カラオケボックス」のなかでラーメンを食べたりして、彼の得意の歌をたっぷり聴いて、まじめなはなしもたっぷりと・・・。