延原時行歌集「命輝く」(第2998回)(「哲学の喜び」)
延原時行歌集「命輝く」(第2998回)
「復活の家出発進行―感謝無限の旅一歩一歩」
今朝も初めに先生のメルマガ「風の便り」で届いた「今日の歌」を収めます。
5月3日
「哲学の喜び」人類の本懐構想の歌十七首
(* 鳥飼先生 5/2, 2018 23:34)
一 「哲学の喜び」何ぞ人類の本懐なるぞ核超えたるや
二 ここに来て核表しぬ法源非ず反文明の殺戮方途
三 かかること既に日ノ本敗戦時認知したるも「平和」と騙る
四 真実や「平安ありて平和なる」平安の構成要素哲悦と呼ぶ
五 いま突如米朝間に湧出の「非核化」なるやこれ疑似問題
六 人思へ哲悦こそや何あらう人類平安そもその原理
七 哲学の根源原理「原事実新現在を産み出し」にけり
八 固よりやそのためにぞや「神共」の溢れ来って「太初」内住
九 而してや「神共」「太初」逆接や深きも深き「原受肉」
十 宇宙あり「空神至誠」「空空ず」「神至誠喚ぶ」三段階ぞ
十一 我名付く《至誠心の神学》はや仏基対話の方途階梯 (備考:①空に神至誠なり;②空は空自らを空ず;③宇宙に於いて神は被造物に至誠を喚起なす事能ひかつ現に喚起なす唯一の御方なり)
十二 第一の「空神至誠」「神共」のロゴス空性(pros ton theos)内尋す
十三 第三の「神至誠喚ぶ」滝沢「神表現」を促す激動
十四 しかしてや第一原理「原事実」蔵す絶対被決定Kontingenzそも
十五 かくしてや「原事実」とや「神表現」癒着せずして逆接の燦 (備考:これ、滝沢純粋神人論の内部の問題解決なり)
十六 哲学の最前線で「共創」(Co-creation)と「神表現」や共に往くなり (備考:ホワイトヘッドの生涯の結実[Dialogues of ANW, 366]と滝沢の最晩年の純粋神人論の完成[『純粋神人論序説』273頁]は世界哲学の前線東西両翼なり)
十七 平和のや根源平安遡及せず漂う人に哲悦や無し (備考:日本国憲法論議の水準、米朝の「非核化」論議の行方、かくの如し。未だ人類の本懐に達せず)
IXIA!
延原時行
(* 鳥飼師 5/2, 2018 7:45 PM:「延原先生 今日も有難うございます。待望の『哲学の喜び』は脱稿されて、愈々出版社の選定へと御進みでしょうか。Oxfordのご招待も楽しみに存じます。私は今日も大拙三昧でむかし学生時代京都の古本屋で見つけた彼の初期の学習院の教授時代に学生宛に纏めた『向上の鉄槌』を取り出して読書を楽しみました。古本屋で古書を求める楽しみを学んだ私にとっての読書案内の大切な書物です。御礼方々
IXIA!!
鳥飼慶陽」)
昨日のぶらり散歩は、久しぶりに兵庫駅西住宅方面に出掛けました。児童館もつくられていて、お住いの自治の力も素晴らしく、いつも美しくされていています。